■店主は名コピーライターかも。
車で来るお客さん向けの看板のコピーはどれも文末が 『〜してね。』 『〜だよ』 などの語りかけ口調。この語りかけ口調がどうも”気になる”。
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書体も個性的で気になります。 |
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『よってね』・・・とても低姿勢だ。 |
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店主さん饒舌で洒落のきいた人です。
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筆者:今日は耳そうじをお願いします。
店主 久保ノ谷次男さん(以下 久保ノ谷さん):
はい。じゃあ私がやりますね。準備しますので少し待っててください。
筆者:あれ、あの「美人耳そうじ」っていうのは?
久保ノ谷さん:あぁ。たまにねドア開けて中見てねぇかえっちゃう人居るんだよね。もう洒落なのにねぇ。
やはり私の妄想であったか・・。美人の膝枕の夢はあえなく消え去る。
いやね。美人が居なくても耳そうじがどんな物か分かったら私はそれでいいですよ。 |
この写真だけ見ると何をする人だか分からないね。
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久保ノ谷さん:じゃあ、始めましょう。
ヘッドライト着用。
洞窟でも探検するみたいに見えます。 |
ちょっとドキドキ |
耳用の専用かみそりでまずは外耳の産毛をそっていきます。耳専用の剃刀なんて聞いたことないけどあるんだなぁ。
筆者:看板のフレーズは自分で考えたんですか?
久保ノ谷さん:そうだよ。自分で考えたの。私は才能あるからね。上手いでしょ。今の看板はもう8年くらいかなぁ。 |
ほほう。 |
剃った産毛を見せてくれた。
筆者:うわーけっこう産毛ってあるもんなんですねぇ。 |
■耳の中まで剃っちゃうんだぞ
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私の耳の中にも産毛ありますねぇ。 |
久保ノ谷さん:次は耳の穴の中の毛を剃りますねぇ。これね。女性はあんまり無いけどね、男性だとねもう毛だらけで耳の中見えない人とかいるんだよね。
筆者:耳の中の毛をそるのですか!? そんなの聞いたことない。
久保ノ谷さん:コレねぇ。他にやってるとこ無いからね、好きな人は毎月来るよねぇ。ウチだけだから。 |
笑ってないです。凍り付いてるんです。 |
ジョリ、ジョリ、ジョリ。
耳の中で聞こえる。
剃刀の感触と音でゾクゾクしてくる。
うひゃー!怖いよー!。
ゾクゾクして怖くて顔が妙な笑みを浮かべたまま凍ってしまった。 |
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久保ノ谷さん:女性はねぇ、このジョリ、ジョリって音に慣れてないから怖がる人多いんだよねぇ。
怖がってちびっちゃう人とか居るんだから(笑)
・・・笑えない。ひーん。 |
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産毛を剃ったあとは耳掻きで耳そうじ。
久保ノ谷さん:あれ、中赤い部分があるねぇ。自分で頻繁に耳掻きしてるでしょ?
これだと、この奥が出来ないねぇ。その奥にこう白いのがあるんだけどねぇ。
筆者:ええ、お風呂上りに綿棒で。毎日かなぁ。
久保ノ谷さん:この赤い部分が本人にとって気持ちいいトコロなんだよねぇ。
だからやりすぎて赤くなっちゃう。うーんもったいなぁ。これじゃあんま掃除できないなぁ。赤いとこは他の人が触ると痛いって思うんだよね。自分だとやりすぎちゃうけど。
筆者:ええ!?。そうなの?
単にお風呂上りに耳の中綺麗にしてただけなんだけどなぁ。 |
ほわー。 |
左右の耳両方そうじしてもらって。いい気分。
剃刀はヒヤっとしたけど耳掻きは気持ちいいです。 さすが耳掻きを独学で習得した耳掻き40年のベテラン。 |
最後はマッサージをしてもらっておしまい。
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