私のイメージでは神戸のうどんは「ぼっかけうどん」。牛すじ、こんにゃくなんかを甘辛く炊いたのが「ぼっかけ」でそれを乗せたら「ぼっかけうどん」らしい。発祥の地は神戸市長田区。駅で言うと新長田駅のようだった。
駅を南口から出てみる。夕暮れ時、そんなに簡単にうどん屋が見つかるだろうか、とちょっと心配になったがすぐにうどん屋があり、ぼっかけうどん発見。
薄い色のおだしにうどん、上にはふわふわにまとまったかき卵、すじの甘辛く煮込んだもの(これがぼっかけ)、ねぎと黒胡椒が振ってある。 うどんに黒胡椒ってどうなん?と思いつつ、口に運ぶとうまかった。今まで知っているうどんの味ではないけれど。まさしく未知のうどんの味だ。うどんの可能性を感じずにはいられない。ぼっかけうどん550円。
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