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特集


ひらめきの月曜日
 
チャーハン専門店をゆく

串×うずら

卵焼鳥屋に行くと、必ず頼んでしまう「うずら卵の串」だが、あれをやたらと大きくしたらどうだろうか。理想としては、こんな感じだ。


イメージ図:天まで伸びる、うずら卵

塩味でさっぱり焼いた、うずら卵の長い串。いや、これは竿か。とにかく、これを作ってみたい。そして、今度こそ心の底からウンザリしてみたい。

さっそく長さ90センチの竹ひごを買ってきて、卵を22個刺した。撮影のため、それを持って玄関を一歩外に出たのだが…。


重さに耐えかねて、串が根元から折れました
こういう持ち方しかできません

…無念だ。できることなら、この竿を持って花見に行きたかったのだが、玄関を数歩出るのが精一杯だった。


…さすがに重すぎた
これ、どうやって焼くんだ
食べるのも一苦労だし

結局、普通の串に刺して、網で焼いて食べることにした。

当然だが、これほど大量の串焼きを一度に食べたことはない。うずら卵の大量摂取も3度目ともなれば、食べる前からゲップが出そうだ。


結局8本の串焼きが出来ました

食べ切れるワケがない

もしかかして、うずら卵を大量に出す店がないのは、やはり意味があるのかもしれない。卵に稀少価値を持たせているのではなく、味の点から多くを使用しないだけなのではないか。…今回、そんなことを思った。うずら卵、破壊力十分。

今は見たくもないが

きっと数日経てば、またうずらの卵を平気な気持ちで食べられるに違いない。だが、今はウンザリだ。しばらく、うずらの卵は見たくない。

うずらの卵を引っさげて「食わず嫌い王」に出られるほど嫌いにはなれなかったが、私の経歴から「好物=うずらの卵」の項目は消えたといっていい。それほどまでに苦痛だった。うずら卵には何の恨みもないどころか、好きだっただけに申し訳ないことをしたと思う。

えー、何ごとも「ほどほど」がよろしいようです。

大好きだった「うずらピータン」ですが、今は手が出ません…

 

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