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特集


ひらめきの月曜日
 
いろんなものに「焼き」を入れる

● 寿司(握り)

寿司はうまい。そのままで十分うまい。

ところで皆さんのお宅では、寿司が余ったことはありませんか。そしてそれを冷蔵庫に入れて、カピカピにさせたことはありませんか。私はあります。いやー、翌朝の寿司はマズかった。

というわけで、カピカピ寿司のリベンジも兼ねて、焼いてみた。


400円の寿司が半額。いいんですか

すでに火が通っている玉子やエビは焼かずにそのまま食べ、残りの4カンを焼くことにする。

まずはタネの部分から。イカが早くもクルンと丸くなり、ごはんから逃亡
油を引いていないので、ごはん粒が少々くっつきます

焼き上がり。いやもう、サーモンの脂の乗りっぷりといったら。ただしイカだけは、いかんともしがたい

これはもう、どれもものすごく美味しかった。酢飯の酢がほんの少しやわらぎ、焼けた魚と良くマッチする。これはアリだ。アリすぎだ。

「生魚がダメだから寿司はちょっと…」なんてことを言う人がたまにいますが、そんな人は焼いて食べるべきですよ。これはすでに新しい食べ物です。あ、塩で食べてもウマそう。


焼きおにぎり系かも

● 寿司(助六)

握りのうまさに味をしめ、かんぴょう巻きといなり寿司も焼いてみることにした。

油揚げとかんぴょうだもの、マズくなるはずがない。


近所の和菓子屋で購入。45円と75円というステキな価格
焼いた油揚げって美味しいですよね

こんがり焼けました

「さて、どんなウマさかな?」と勇んで食べてみたのだが、どうも握り寿司の時のように「うまい!」と言うことができない。

決して「まずい」という訳ではない。ないのだが、うーん、…なんとも微妙な味なのだ。

言葉で説明できない分は、わたくしの顔芸からお察し下さい。


おや、
これは…
おいしく…ない?

これはたぶん、酢飯が甘いのが原因と思われる。らっきょうの時と同じで、甘酢を焼くと、どうにも味が微妙なことになるらしいのだ。

好みの問題もあるとは思うが、助六関係は冷蔵庫でカピカピになったものを、カピカピのまま食べたほうがよろしいかと思います。

では、最後にデザートを焼いてみましょう。


 

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