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ひらめきの月曜日
 
ホタテのオスメス食べ比べ

鮮魚店「浜や」社長に聞く

話を聞いたのは、「浜や」という魚屋さん。というか、私の叔父である(以前「一日魚屋修行」という記事でもお世話になりました)。

右:浜やさん 左:古賀

−−ホタテって、オスとメス市場で扱い違ったりしないんですか? あんなに目でみて違うのに。
浜や「うーん、そうだねえ。アワビだったら、刺身につかう黒と、蒸したりなんかする赤とで分けて売ってるけど、ホタテは聞かないねえ。

たしかに、私が買った魚屋さんでもみんなまとめて売っていたし、分けて売っているのを見たことはない。


女も男もまとめて売られてる

−−お客さんに「オスのホタテくれ」とかオス、メスを指定して注文が来たことは?
浜や「ないなあ。美味しさでいうと、オスかメスかってより、天然か養殖かとか季節のほうがよっぽど影響すると思うし、料理人も気にすると思うよ」

社長は知り合いの料亭の料理人の方にも連絡してくれた。

社長「調理場でもあんまり使い分けたりはしないみたいだね」

やっぱり、食べ物として、オスメスでそれほど違う扱いは受けていないようだ。

浜やさんは、ホタテにしても、海産物の性別に関してはなにしろややこしいのだ、一口ではいえないとずっと言っていた。用途が違うという話のアワビにしても、その性別についてはよく分かっていないことが多いのだそうだ。

ホタテのオス、メスを識別できるようになった、それだけで満足だ。と、いうか、この「満足」は明らかにいっぱいホタテを食べられたからだと思います。

ホタテを貝ごと焼くの、すごく美味しかったです。


ヒモは塩で洗って刺身で食べました


 

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