そこそこのカロリーで美味しいビールを

さて2日目。今日のターゲットは低カロリーのもの。有名なのは「Slims」と「Diet」だが、今回は「Diet」でハーフ＆ハーフにしてみることにしよう。

お相手は昨晩の成功をささえたエビスで。実はビール系飲料のなかでは発泡酒の「淡麗」のカロリーが以外に小幅に高かい（この記事を書くときに知った）。低いものと高いものでハーフ＆ハーフにするなら淡麗を使ってもよいのだが、今回は「そこそこのカロリーで、でもグッとおいしいビールをつくる」のを目的にかかげてエビスを投入することにした。

ちなみにDietのカロリーは350mlで77kcal。対してエビスは350ml 147kcalである。ザックリ2倍。まじか。

毎日3本エビスをがまんして Dietを飲み続けると、1年に76,650kcalものカロリーが浮く計算だ。

脂肪を1kg燃焼させるのに必要な運動熱量が7,000kcalなのでDietだけ飲んでいれば約11kg燃焼させなくてすむってことか。すごいぞ！　燃焼させなくてすむって、それがどういうことかやや分からないがすごい。

それぞれのカロリーをグラフでイメージするとこうなる。

ハーフ＆ハーフにした場合のカロリーは350mlで112kcal。

昨日の値段と違ってkcalは目に見えず実感がないが、この中途半端なカロリーのビールは果たしておいしいのだろうか。

ちなみに純度100%のDietはこんな味。

なんと。

今日も美味しい。

どういうことなんだろう、これはただ私が大のビール好きということなんだろうか。

そうなのだ。昨日もちょっと思ったのだが、ハーフ&ハーフのビールはなぜか外国のビールの味がする。たまにしか行かない高級スーパーの味だ。

別の割合だとどうだろう。

この日も割合をさらに細かくして飲み比べてみた。

やはり、ハーフ＆ハーフにすると、もともとのビールとは別の味わいが出た。なんだこれ、発明か。

やはり、割合うんぬんではなく、味を均等にミックスさせるというのが秘訣なのではないか。

思いついて、予備にと買ってきたプレミアムモルツとDietもハーフ＆ハーフにしてみた。

法則が見えてこない

期待したのだが、なんでかこっちは美味しくなかったのだ。どうも喉越しがトゲトゲしかった。飲みすぎたのがいけなかったのか。それとも単なる相性か。

１・ちゃんと均等にミックスしたハーフ＆ハーフは、もとの物とは違う味わいになる
２・エビスはハーフ＆ハーフの片割れとして向いている
３・ハーフ＆ハーフに向かない組み合わせもある

とりあえず、ここまで分かった。

願わくば、この記事のように総当り戦にして相性を比べてみたいのだが、こんなにたくさんの味比べは無理だ。すぐ酔っ払ってしまう。

そうだ、花見の席なんかで紙コップで半分飲んだビールに別の銘柄のビールを注いでしまうと 反射的にしまった、と思うが、これからはそういうタイミングを有効に活用して各銘柄の味わいを確かめて生きていこう。

おあつらえ向けにもそろそろ忘年会シーズン。うっかり混ざって美味しかった、という組み合わせがあったらぜひ教えてください！