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はっけんの水曜日
 
肉まんっぽい何かを作る方法

(text by 大塚 幸代



先日、夜中に作業をしてたとき。明け方に一段落して、うあー肉まんとビール! 肉まんとビール! と思いながら、チャリで最も近いコンビニに行ったんです。
ビール。これはもちろんありました。冷蔵棚のドアを開けて、がしゃんと黒ビールを1本手にとってレジまで。
「あ、特上肉まん(200円)ください」
「すいません、これ、あったまってないんです」
「じゃあこっちの(100円の)やつを……」
「こっちも、まだ……」
がーん。ががーん。
誰だ買い占めやがったのは。
ああ……他のコンビニ回る気力がなくて、その日はおにぎり(鶏めしおこわ)購入。
あの肉まんショックは辛かった。

……という話を知人にしたところ、
「そいうえばさ、『キュウリにハチミツをかけたらメロンの味がする〜』とかいう話題が流行ってた時ってあったじゃない、『変食ブーム』とかゆって。あのとき『食パンでシュウマイ巻いて、レンジでチンすると肉マン〜』っていうネタがあったよ」
なんてことを、言われまして。

ほんとかよ。
まあ構成要素、肉と化学調味料と小麦粉で、ほぼ一緒っちゃ一緒だろうしなー、と思いまして。

 

とりあえず試してみることにしました。

まず耳を切って、

ちんまり、真ん中に置きます。

……どう巻いたらいいのよ、これ。おそるおそる、水を手につけたりしながら、形を作っていきます。

うわ、小学校の給食のとき、食パンをこんな形にして、食べてる男子とかいたよねえ……。

 

こいつをレンジで2分。

……できた、たぶん。

 

切ってみました。うむ、それっぽい。

味もそれっぽいものでした。本物と比べちゃうと遜色ありまくりですが、『何か別のことを考えながら、うわのそらで食べたときの肉まん』くらいのレベルではあります。

せっかくなので、他食材でもトライ。


さばみそ煮まん。かなりいけます。ということは、パンにさばみそ、合うのね。トーストに乗せてもいいかもね。

さばみそ煮まん。かなりいけます。ということは、パンにさばみそ、合うのね。トーストに乗せてもいいかもね。


うずらの卵まん。食べにくくて失敗。でも普通にうまし。あ、でも温めるときに、卵があっつくなりすぎるので注意。

 

大福まん。もちとパン、米と小麦粉のハーモニー。

 

意外と美味しかったのは、そばめしまん。

そばだか、めしだか、ぱんだか、まんじゅうだか、もう全然分からないという、やけくそぎみな一品に。炭水化物フェスティバル。
分かったことは「ソースの味は全てをまきこむな、ソース強えー」ということ。

■冬の日本の肉まんは、特別な食べ物なのかも

縁日の焼きそばは、縁日で買ってあつあつのを食べるから、ぼっそぼそでも、肉入ってなくてもかまわないんであって、それを買って持ち帰って食べると、大変にむなしくなります。
冬の日本のコンビニ肉まんも、ほかほかのやつを「渡されて5分以内に食う!」と、皆、心に決めて買ってると思うのです。
自宅いちばん近くの店から、自宅まで持ち帰れる、ちょっとした祭り。
だから肉まんは、魅力的なんでしょか。

食パンまんじゅうも、「祭り」のように楽しめるので、皆様も「残り物+食パン」で、すごいまんじゅうを、作ってみてください。ふふふふ。

問題は、この耳をどうするか、だ。

 

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