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はっけんの水曜日
 
殿のちょんまげ、見てチョンマゲ
かぶるとこんな感じになります。可愛いでしょ。

 あれは中学1年の頃だったか。クラスで「水戸黄門」の劇をやる事になった。小道具が必要になり、着物や刀(おもちゃ)を各自出し合って揃えた。

 しかし、どうしても足りないものがあった。それはチョンマゲのカツラだ。足りないというか、そもそも1個もなかった。

そこで僕は、簡単に作れるチョンマゲヅラを考案した。

今回はそのマゲヅラについて紹介する。

(text by 松本 圭司

絵の具とか久しぶりに使った。楽しいね、色塗るの。

■当時は紙で作ったのです

 中1の時に作ったのは、模造紙で適当にソリ部分とマゲ部分を作ってくっつけただけのものだ。が、それはちょっとあんまりなので今回は画用紙で工作してみた。

 まず画用紙を青く塗って乾かす。アクリル絵の具だと耐水性になって雨が多い日でもマゲ安心なのでお勧めだ。

青い部分がAパーツ。黒いマゲ部分がBパーツ。
絵の具が乾いたら頭っぽい形に切る。したら、何カ所か切り込みを入れて頭にフィットする形に仕上げよう。これがAパーツだ。

 次に、画用紙の余った部分を長方形に黒く塗る。乾いたら新聞紙などを芯にして丸め、画用紙で覆い適当な所でマゲる。これがマゲ部分、Bバーツだ。AパーツとBパーツを空中でドッキングさせると、それすなわちちょんマゲヅラとなる。

 ソリとマゲの部分だけ作り、側頭部の髪は自毛を使うのがこのマゲヅラの核心である。利用出来るものはなんでも利用するという、僕の精神を体現した様なヅラだ。

折り曲げてAパーツを挟み込むの。

 適当なところにゴムを通せば帽子のように止められるに違いない。マゲヅラって記号化しちゃえばこんなもんでもそれなりに見えるのだ。

 ヨシナガさんの様にペーパークラフトを作れたら良いんだろうが、僕にはそんな技術無いので、作りたい方は適当に作ったら良いと思う。多分、適当でもそれなりに作れます。これもフリーハンドで作ったし。

 

■でも大人なので真剣に作り直してみた

 紙ちょんまげも良いが、これは使い捨てに近くてなんとなく非エコロハスっぽい。なので布で作って何度も使える様にしたい。拙者は携帯性も考慮して、いつでもどこでも好きな時にマゲヅラをかぶれるようにしたいのだ。

紙のマゲヅラは前フリ。本命はこっちだ。

 その要求を満たすべく、手芸屋さんに行って色々買ってきた。買い物をしてる間、なんで紙とか布で一生懸命マゲヅラなんて作る事になったんだろう?どこで間違ったんだろう?と思い続けていた。が、そういう疑問はこの際、心の奥に生えてる桜の木の下に埋めておく事にする。

 

ユザワヤは近所にないので、適当な手芸屋さんで調達した。

■さて、作るでござる

・材料
剃った頭みたいな色のフエルト 頭1個分
黒いフエルト 適量
わた そんなに多くないけど適量
フエルトの色に合う糸 5mくらいでいいのに適量
ヘアピン 適当にいくつか適量

 大体の作り方は紙の場合と変わらない。ソリ部分のフエルトは半楕円状になるように角を切る。次に、形が頭にフィットするように、何カ所か(今回は6カ所)に切り込みを入れ、縫い合わせる。これがAパーツだ。

 次にマゲ部分を作る。紙ちょんまげと形をちょっと変えてみた。頭の中にあるちょんまげをイメージしてしてフエルトを切り、ぬいぐるみのように縫い合わせてわたを詰める。こうして出来上がったBパーツを(以下略

裏側はこうなっている。
そうして出来たのがこれでござる。

 

■あたらしいアクセを付けてご機嫌におでかけ

 フエルト版はゴムで止めるのがイヤだったのでヘアピンをいくつか付けてみた。紙ちょんまげとは違って、ノンゴムで頭に止めるのが目標だ。ヘアピンの種類がバラバラなのは試行錯誤の後である。こんなもんでも工夫しているのだ。

 ものは出来上がったが、これで終わるのもアレだし意味が分からない。装飾アイテムを作ったら外に出るのが御約束だ。

 今日は、頭になにか着けるならここしかない、という素敵スポットに出かけてきた。それはどこなのか?僕は果たして笑いものになるのか?それとも馴染めちゃうのか。

次ページで判明する。


 

 
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