109には意外に「！」がない

109はどうなんだろう。イメージでは「！」が多くありそうなんだが。撮影でもないかぎり入れないところなので思い切って飛び込んでみることにした。

109はバーゲン中だったようで人手が多く、男性もちらほらいたのだが、粘土片手だとかなり居心地が悪い。撮影中、右手を開かないように気をつけた。

服屋さんには「！」がほとんどない。ブランドイメージが崩れるからという理由は分かるが、もっと「！」と興奮してもいいじゃないか。

109はひょう柄のギャル服とかけっこうあるよなーと思ってたら、ひょうがいた。本物がいるというのは筋金入りだな、と思ったけれど何の筋金なのかはよく分からない。動物園か？109は筋金入りの動物園？何のことだ？

ひょうには粘土を見せてあげた。ピアーチェ・ナツキの登場にグッと共感した形だ。

センター街 助詞はなくても「！」がある

センター街でとにかく目につくのが「アルバイト募集！」。「急募！」とか「募集！」は「。」で終わるとあんまり募集してる感が出ないのか。

「アルバイト募集。」まあこなくてもいいよねという感じになるけどそれはそれでのんびりしててよさそうな店だ。

今日初めてパチンコ屋の看板に出くわしたが、パチンコ屋の広告も相当「！」が多い。「渋谷一番長！」など知らない者にはとっつきにくい「！」で共感しにくい。

共感しにくいなりにグッと粘土を形作ったら、呼び込みをしている黒人のお兄さんに「それなに？」と聞かれた。「粘土！」と答えると「ふうん、粘土。」 と 興味なさそうにどこかへ行った。意外な異文化コミュニケーションだった。

センター街では今日一番グッときた「新しいマシンいっぱい！！」があった。「が」とか「で」などの助詞が入っていないのは、興奮がそうさせたのだろう。体が自然と「いっぱいなのか！」と反応していた。

！のキングは100円ショップ

商品の値段と「！」の多さは反比例するのだろうか。100円ショップには「！」だらけだった。

「カニの足や銀杏などを割るときに！」を声に出して読んでみると、まさかここで興奮するとは、という驚きがある。割るときに！割るときに！割るときに使いたい！とグッと共感しがいもある。

ものすごい商品数なので一個一個「！」を探しながら見てるといい時間つぶしになりますよ。いや、「いい」はうそだ。