赤れんが庁舎の裏から来てしまったので、庭園をぐるりと回り、正面に出る。
すると、庭園内にビアガーデンを発見。
知らなかった!赤れんが庁舎の庭がビアガーデンになっていたとは。
ちょうど終了時間だったらしく、私たちが近づくとビアガーデンの電源が落とされ、赤れんが庁舎が暗闇にぼんやりと浮かんだ。
明治時代のれんが造りの建物は、昼間は堂々としているが夜はちょっと怖い。
赤れんが庁舎の中に入ると、スタッフの方を始め、お客さんもチラホラと見かけて、間に合ったとひと安心。
時間的に催し物は終わっていて、あとは夜間開放のみ。
赤れんが庁舎の中には、ふだんから「文書館展示」「北海道の歴史ギャラリー」といった展示があり、意外と見るものが多い。
友人も北海道歴が長いが、まだ赤れんが庁舎の中には入ったことがなかったとかで、
「中はこうなっていたのか!」
と驚いていた。
夜の赤れんが庁舎は、昼間とはまた違った雰囲気。
時間がたつにつれ人が少なくなっていき、9時45分になると、「まだ残っている職員の皆さん、そろそろ帰りましょう」という館内アナウンスが流れた。
10時間際になると、お客さんもほぼいなくなり、スタッフの皆さんも受付周辺に集まり始めた。
一般人がこんな時間に庁舎の中を歩ける機会なんて、そうそうないだろう。
庁舎から出て、時間は10時。
カルチャーナイト、終了の時間だ。
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