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はっけんの水曜日
 
富士山山頂で米を炊く2007
山頂で風をしのぎつつ米炊き。水は超貴重。米は無洗米。


 去年の夏、富士山の山頂でご飯が炊けるかどうかチャレンジしてみた。結果、炊けなかった。焦げた上に芯があってとても食べられた物じゃなかった。

「ああ、やっぱり近藤先生が言ってたことは本当だった」

と思った。

 が、記事の公開後に「こうすればきっと炊けるよ!」と、何人かの方に高山でのご飯の炊き方を教えてもらった。

教えてもらったらもう一度行かねばなるまい。

だから今年も富士山に登ってご飯を炊いてきました。

(text by 松本 圭司

木村さんだ!!まぶたの裏の絵を描いてるよ!

■あ、木村さんだ!!

 5合目で富士登山の準備をしていたらライターの木村さんがいた。ここでもまぶたの裏の絵を描いていた。

聞くと、田子の浦から歩いて来て、帰りのバスまで暇なので絵を描くことにしたという。自由人だ。やることが違う。

「えー!、20km以上ありますよね?!」と言うと、「スリランカよりは近いです」と笑いながら答えた。すげぇ。なんとか超人か。

 木村さんは0mから5合目まで登る企画。僕は山頂に用がある企画。5合目でバトンタッチをして、僕は山頂を目指した。

 

今回も夜間登山です。夜景とか下界の花火大会が綺麗。

■という訳で山頂に着きました

夜通し登って、あっという間に午前4時半。山頂到着。

 去年は早く着きすぎて凍死するかと思ったので(山頂は本気で寒いです)、今年は頑張ってゆっくり登った。丁度着いた頃に夜が明け始めた。撮影に十分な明るさだ。

では、ご来光とかほとんどそっちのけでご飯を炊きましょう。

写真も撮ったし、これで満足。米を炊きまくろう。

アルミのコッヘル。10年前にホームセンターで購入した安物。

その辺に落ちていた火山岩を載せて米を炊きます。

■高所で米を炊く5つのポイント

標高の高いところでご飯を炊くポイントは5つあります。

1.アルミの厚いコッヘルを使う
 ちなみにコッヘルってのは要するに鍋。去年はチタンのコッヘルを使いましたが、チタンの場合厚みがないので熱が局所的にしか伝わりません。米を炊くには向いてないようです。

 という事で、アルミのコッヘルを持ってきました。大昔ホームセンターで1000円くらいで買った安物です。

2.水を多めに入れる
 標高が高いと沸点が低いので、下界よりも米を長い時間「茹でる」必要があります(温度の低さを時間でカバー)。その時、水を多めに使わなければ炊ける前に焦げてしまいます。

だから水を多めに使います。

3.コッヘルの蓋の上に石を載せる
 石を載せるとコッヘルの中の圧力が上がり、ちょっとだけ圧力鍋の様になります。どのくらいの効果なのか数値では判りませんが効果がありそうな気がします。

4.とにかく弱火でコトコト炊く
 強火で炊くと炊ける前に水が無くなって焦げてしまいます。だから、一度沸騰したら後は極力、火が消えるギリギリの弱火で炊いていきます。

 コッヘル内の水が無くなってパチパチと音がして焦げの匂いがしたら火を止めるんだそうです。タイミングが難しそうですが頑張ってみます。

5.炊けたら蒸らす
 炊けたからってすぐに食べてはいけません。10分ほど蒸らしてから食べるとふっくらします。これは、まぁ、下界でご飯を炊く場合もで同じですね。

以上5つのポイントに注意してご飯を炊いてみました。実践編は次ページで。


 

 
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