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チャレンジの日曜日
 
砂糖入り生茶・聞茶・烏龍茶

聞茶で利き茶

 といいながら、まずは生茶をチェック。つまり、低糖の生茶と砂糖を加えた無糖の生茶を比べっこだ。聞茶で利き茶ってオヤジギャグ言えて満足です。ありがとうございます。

1.コップ 195g
2.コップに生茶(無糖)を注ぐ 233g
3.砂糖を加える 235g 40g中2gが砂糖だ。つまり糖分は5%となる。
低糖と飲み比べる。利き茶の世界だ。「なんとなく甘い」


ホテルに備え付けのコップを計量する。195グラム。

コップに生茶(無糖)を注ぐ

233グラムに調整。つまり38グラム。

2グラムの砂糖を加え、糖分5%アップ

結果は、「なんとなく甘い」

 似てる甘さだが、本家低糖の生茶と比べると、まだちょっと甘いような気がする。

 自分の舌がおかしくないか確認のため、念のため(?)10%糖が入った生茶を作ってみる。

 ところでよく考えたら電子はかりって、コップを置いてスイッチを入れたら、その状態が0gになるんだよね。コップを量る必要って全然なかったんだよね。だめじゃん。


この見るからに甘い10%砂糖混入生茶を作成。この後必死に砂糖を溶かす。

ためしに飲んでみる。

「甘ぇえええーーっ!」

これじゃ砂糖水だ。

自分の舌はおかしくなかった。

 で、改めて検証して、何回か試してみると(同じような写真が続くんで省略!)、無糖の生茶に、重量比4%の砂糖をまぜることで、低糖と同じ甘さになることがわかった。

 でも低糖の味と同じになったかというとそうではなく、砂糖を加えたものはお茶本来の味が薄れてしまっている。味の再現でいえばできなかった。

 聞茶、烏龍茶についてもダイジェストで紹介。


これが聞茶を利き茶した写真。ビジュアルオヤジギャグ。
結果はやはり無糖に糖分4%ミックスで低糖味に。

サントリーの烏龍茶は無糖に2%の砂糖を加えたら低糖になった。
甘さ控えめで、これぞ低糖といえよう。

お茶は無糖に限る

 3種のお茶で低糖茶を再現してみた。砂糖と無糖のお茶で似たようなものはできたが、いかんせんそれだけではお茶の味が薄まってしまうので、お茶はちょっと濃い目でないといけないことがわかった。単に砂糖を入れただけでは無理なのですな。

 現地の中国人に好まれる味を再現してみたものの、日本人ウケしない味だし、そもそも再現したところで中国に想いを馳せる、つまり脳内中国旅行ってちょっとできないかと思うのですよ。北大路魯山人が「お茶の甘みは、お茶のぜいたく。」といったぐらいで、やはり砂糖の甘みは日本人には邪道ってやつですよ。 そう考えると、やはりお茶は無糖が一番だよね、というところに丸く収まったのでございます。

濃い生茶もあるよ

 
 
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