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フェティッシュの火曜日
 
サーモグラフィ・セーターで暖かくみえるか


サーモグラフィってあるだろう。体温分布がレインボーカラーで図表示され、熱い者はより赤く、寒き者はより青く見えるというあれだ。

そのサーモグラフィぶりを、この冬、セーターに編みこんでみたらどうだろうか。ただでさえ毛糸は暖かなうえ、視覚的にもより暖かく見えてお得なのではないか。エコロジーにも貢献の一着だ。

乙幡 啓子



体温データにはまったく基づいておりません

しかしサーモグラフィってどんなのだったっけ。と思い、あらためて画像検索してみた。レインボーカラーではないものもあるが、見慣れたものといえばやはり7色のあれだ。いちばん低い温度の青色から高温の赤色まで徐々に変化する、下写真左の図たちだ。

しかしこれらのサンプル、そのままではセーターにしにくい図柄。なぜかといえばブラ紐のあとがくっきり写っていたり、おじさんの3段腹の谷がまるわかりな色分布だったりするのだ。そんなの着れないじゃないか。

よって適当にそれらを組み合わせ、正確なデータにまったく基づかないサーモグラフィをセーター柄とすることにした。基準は「それっぽく見えるか」。

これが相当な作業となることがわかるのは、のちのお話。


映画「プレデター」でもおなじみの、あのグラフです。
基本、この6色で。安いアクリルの毛糸で、どうもすいません。

私はふだん好きで編み物をしているのだが、作るのは帽子など小物ばかりで、セーターという大物を作ることはめったにない。そして今日は編み図を独自に作らねばならず、よっていつも以上の正確さが要求される。

ふだんはめったにしない、ゲージ編みというものをしてみよう。10cmに何目・何段入るか最初に編んでみて、それによって各部のサイズを決定したり、編みの強弱を調整したりするのだ。

そのあとで編み図を起こす。「エクセル」で!


このL字の縦横が10cm。12目×17段ありました。
ゲージを元に、そしてサーモグラフィのサンプルを元に、編み図を制作。「エクセル」で!

初心者というわけでもなく、かといって学校に通ったりという上級者でもない私は、本の通りには編めるものの、応用を利かすまでには至ってない。セーターの編み図も、より形のよいものを作るにはそれなりのバックグラウンド知識が要るはずなのだが、その辺は「えいやっ」という感じでやっていきます。あしからず。

本に出ていた中でいちばん簡単そうなセーター編み図をもとに、いろいろ検討した結果、表計算ソフト「エクセル」で図を作成することに。

本当は「編み図作成ソフト」というものが存在するようなのだが、今回はこれでいいでしょう。「でいい」と言うには大変な作業だったが。なにせ、エクセルは描画ソフトではない。マウスのドラッグでガーッと塗る、という世界ではないのだ。


罫線を4:3くらいの比率で細かく設定し、ひとつひとつ色を置いていくのだ!超面倒!でも結局こうするのが一番。
実際には元の色を多めに置いて、細部だけランダムに変えていけばいいのだが、それでも大変だ。
編んでる途中でわかんなくなるので、5マスごとに線を太くしました。
54目作ってから、さあ編んで行きますよ!イバラの道ですよ!

 

 
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