中川さんはどうしてこうも全ての罰を背負ってしまったような暮らしをしているのだろうか。
「生活費を抑えたらそれだけ作品作りに回せるじゃないですか。写真は金がかかるから」
彼はカメラマンとして独立しており、すでに写真だけで生計を立てられるまでになっている。しかし目指すところは自分の作品と感性で勝負する「写真家」なのだという。ぜひともブレイクして整備が終わったこの地にでかい家でも建ててもらいたい。心からそう思う。
「でも今、人生がうまく動き始めているのを感じるんです。年末に転機が訪れると思います」
年末ジャンボに全てをかけているのだそうな。 |