じつはこの応用編、もっとダイナミックな展開を予期していたのだが、そんな期待とは裏腹に撮影は坦坦と進んでいった。駐車場の上から銅像を指さしている写真には、なんとか盛り上げどころをつくりたいという焦りが前面にでてしまっている。非常にわかりやすい空回りの資料が得られた。
さて、ここまで銅像と目を合わせるための一般的な方法を紹介してきたが、世の中には、そもそも人と目を合わせることを最初から拒絶したような銅像もある。そんな彼らとどうやって通じ合えばいいのか、最後にそのへんを考えてみたい。
ところで、今さらながら土井善晴に対するコンセンサスがどれくらい得られているのか不安ですよ。 |