■小仏〜景信山〜陣馬山

　高尾山から城山を経て陣馬山を目指す縦走ルートも楽しいのだが、ルートを短くしたければ小仏や相模湖から陣馬山山頂を目指すのが楽しいだろう。僕は小仏までバスで行って、そこから景信山を登るルートを選んだ。

　陣馬山の標高は855mと、1000mにも満たないのだがそれでも大分雪が積もっていて楽しかった。都心から1時間半程度でこれだけ雪山歩きが楽しめるなら十分だろう。

交通費も安いし(新宿から京王線片道350円)、危険な場所も無いので初心者にもお勧めできる(というか僕自身が初心者だしな)。

最後は奥多摩の大岳山だ。

■青梅線御嶽駅〜御岳山頂〜大岳山〜鋸尾根というルート

　新宿から中央線で御嶽駅まで片道890円。駅を出たらバスでケーブルカー下まで270円。でもってロープウェイ(片道570円)で御岳の山頂近くまで登っちゃうとそこはもう雪国だった。

　御嶽神社で格好良い狼の狛犬を見てお参りしたら、次はもういきなり雪道を登っていくことになる。大岳山への登山道中程でアイゼンを装着したら、もうずっと深い雪道。

ガッガッと雪に爪を食い込ませてひたすら登る。

　大岳山の山頂は南方向に開けていて丹沢山塊（神奈川の山地）と、その向こうに富士山がそびえていた。僕が行った日はやや曇っていたのだが、晴れていたらさぞ景色が良かったろうなと思った。

　山頂でお昼ご飯を食べていたら粉雪がちらついてきたのでレミオロメンの粉雪を歌いながら下山。下山道は鋸尾根を選んだのだが、雪が少ない岩場が多くて閉口した。

以上、雪山は楽しいという記事でした。今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。