「内蔵逆って理由だけですよ、ゴールデン出たことあるの。ある番組で、人の身体を透視して悪いところが分かる、っていうロシアの女の子が出てたんですよ。それで8人くらい病気の子と僕が呼ばれて」
−−それで内臓逆位を当てさせよう、と。
「それで僕が大トリだったんですけど、周りも東大の教授とかもいて真剣なんですよね。それで透視する子が出てきて、それこそt.A.T.u.みたいな可愛い子ですよ。それで見てもらったら、ナンタラカンタラ、ってやたら下半身を指さすんですよ」
−−内臓なら上半身ですよねぇ。
「それで『あ、これはもしかしてバラエティ番組なんかな』と思ったんですよ。なんかオチあんのかと。そしたらお父さんお母さんが大爆笑してるんです。それでロシア人通訳の人に何て言ってるんですか?って聞いたら『私はこの職業に誇りを持ってます。訳したくありません』『私はテレビの電波を使ってこういうことを言いたくありません』って訳してくれなくて」
−−ええ?どういう意味なんです?
「それであとあと聞いたら、ぼく昔に暴走族の後ろによく乗せられてたんですよ、クリスマス暴走とか。それである時、警察の網が張られててそれに滑ってキンタマをバッカン打って睾丸が欠けてるんです。子供生むには支障ないんですけどね。それが欠けてるって言われたんです」
−−アハハ、ぜんぜん違うところを指摘されたんですね。 |