スープ割り
つけ麺をたのんだ理由というのは、麺を食べ終わった後につけ汁をスープで割ってもらうという、つけ麺独特のスープ割りの儀式があるからだ。
これによりお店の人に、
「すいません、スープ割りください」
と話しかける権利が僕に与えられるのだ。
しかし、それはそれで問題も発生する。
スープ割りというのは、「スープ・割り」なのかそれとも「スープ割り」でひとつの言葉なのかという問題だ。
お店の人に聞いてみようかと思ったが、カウンターを持ってカチカチやっている僕はただでさえあやしい人物なので、ひとつの言葉だというルールを自分で作って解決させた。
なぜ一語か。
スープ割りはつけ麺が誇る立派な文化だからだ。
それに、さっきの打合せで語数がよくわかんなくなったし。
これまでの言葉:710くらい
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