トンネルその2
ほかのトンネルもみてみようと場所を移動する。
四角い
みるからにのぼりやすそうなトンネルだ。高さは先ほどのものとたいして変わらないのだが、上が山ではないというだけでずいぶんウェルカムな印象になる。そして実際、のぼるのになんの苦もなかった。横の斜面もウェルカムなのだ。
上は原っぱでした
山というより小さな丘に設けたトンネルといったところか。平坦な草原がひろがり、短いトンネルとはいえ、端から端まで簡単に歩くことができる。ここにも水路であろう溝がはしっていた。
下の道路を眺めていたら、歩いている人から「なにかの調査ですか?」と訊ねられたので、「はい」とこたえた。調査である。
ここでしたいこと
さて、この別になんでもないトンネルを、わざわざのぼる対象に選んだのには理由がある。
柵はあるのだが
1つ目とはちがって、トンネルの出入口ぎりぎりのところではなく、コンクリート部分より内側に柵がついているのだ。つまり、
ここに乗れる
腰かけたとき、「ようするにこれがやりたかったのか、おれ」と思った。なんていうか、かなり満足した。いかにも子供がやってみたいと考えそうなことだ。ただ相変わらず高いところが怖いので、上半身はできるかぎり重心を後ろに寄せている。これ以上真ん中よりにもいけない。無理すんなよという話である。
一見のどかな風景。でも危ないのでやめましょう。ドライバーもびっくりするし。まあ、座っているあいだ1台も車はとおりませんでしたが。
トンネルその3
そして最後のトンネルがこれだ。
なんと国道をとおるトンネル。高さは先の2つよりもかなりあり、時代も古い。
そして親子トンネルだ(右は歩行者用)
さっそくのぼってやるぜと息巻いたのだが、
痛い。ひっかかった鞄がとれない。とてもじゃないけどのぼれない。
仕方なく迂回ルートをさがすために脇道をくだった。そうしたら、
トンネル!