閉まってる!
というわけで、前回の水門めぐりから約1ヶ月後、僕はふたたび安治川水門に向かいました。
少し前に1度来たことがあるだけの弁天町駅からの道のりも、妙に懐かしく感じられながら安治川の橋の上に到着。
すみません、都合により閉門時間に間に合わず、橋の上に立ったときには既に閉まりきった後でした。
でも、きっとこれから開門するはずなので、根気よく待ってみようと思います。動画を撮影するカメラもセット、いつ開きはじめても大丈夫です。
しばらく待っていると。
遠目で見ると、水門はしばらく眺めていてようやく動いているのが分かるくらいの速度で、少しずつ少しずつ開きはじめました。あれだけ巨大なものを動かすとなると、安全面でも機能面でもこれ以上の速度は難しいのでしょう。
そして、僕はここから水門が完全に上がりきるまでの約1時間、遮るものが何もない炎天下で過ごしました。ものすごく日焼けしました。
開門作業はどうやら順調に進んだようで、約1時間後に水門は全開状態に。
動画も無事撮影でき、約50分、500M以上のデータになったのですが、さすがにそのままお見せすることはできないので、約20倍に早めておよそ2分にまとめました。ぜひ見てみてください。
というわけで、大阪のような大規模な街を守るために、こういった大規模な防災システムが造られているわけです。
でも、もちろん役割も重要だと思いますが、近くに住んでいてこの水門を見たことのない人は、とりあえず見に行ったほうがいいと思います。
自分の住んでいる街を守っているのがこんなかっこいい水門だなんて、ちょっと自慢できると思いますよ。
防災すごい
実際に動くところを見た後は、動かない水門を眺めていたときよりもはるかにかっこよく見えるようになりました。また、あれだけ大きなものが動くさまを目の当たりにすると、自然災害から大都市を守ることの重要性とそのための仕組みはすごいものだなあ、と改めて感じました。
試験運転は月に1度は行なわれているようなので、橋の上の特等席からぜひ見てみてください。
最初から最後まで見届けるには、ちょっと根気がいりますけどね。