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土曜ワイド工場
 
東京産ブドウでブドウを楽しもう!

入場料はありません。収穫した分を買い取ります。

農園中央付近には農園主の方がいてそこで受付してもらいます。受付と言っても「ブドウ狩りをしたい」と言えばいいだけ。あとは籠と鋏を貸してくれるので食べごろのブドウを収穫します。開始する前に採り方や食べごろのブドウの見分け方をザックリと教えてくれます。


農園中央にある受付兼会計場所。ここで狩った物を計量します。

こちらのブドウ園では入場料は無く、収穫した分だけ計り売りで買い取る方式です。試食用のブドウは置いてありますが、その場で食べ放題というわけではありません。その辺りはよくある果物狩りとはちょっと違うところ。自分で収穫の出来る直売所というのが近いかもしれません。都内の果物狩りが出来る農園では大体がそのようなシステムだそうです。

買い取った物はその場で食べても構いません。各地への郵送も受け付けているそうです。現在こちらのぶどう園では巨峰とスチューベンという品種を狩る事が出来ます。


こちらがスチューベン。食べごろです。
こちらが巨峰。袋の下を少し開いて食べごろか確認します。
システム説明。簡単明瞭。
貸し出し用鋏。マイ鋏を持参しなくても大丈夫

 

いよいよ収穫開始!

鋏と籠を借りて食べごろのブドウの見分け方を聞いたら早速狩りを開始します。狩りと言ってもブドウの色をみて房の根元を切るだけです。やることそのものは至って簡単。美味しい食べごろのブドウを求めて園内を歩き回ります。


ブドウを求めてさまよう男達。妻より早く決めろ的な目で見られる。

一応このぐらいの色が食べごろだと教えては貰ったのですが、沢山釣り下がるブドウを見るとどれも食べごろに見える。そんなに大量に収穫する気はなかったので慎重に吟味して収穫します。

こちらのブドウを眺め、あちらのブドウを少し持ち上げる。なかなか決まりません。いっそその場で食べて味を確認してしまえばいいのですが、買い取るまでは食べることが出来ません。ちょっとした宝探し気分。


よし!これだっ!

厳選に厳選を重ね私はスチューベンを1房、巨峰を2房収穫。収穫後は先ほどの中央の受付に持っていき計量してもらって料金を精算します。

料金は巨峰が1kgあたり1100円。スチューベンが1kgあたり700円。100g単位で計算してくれます。


本日の収穫。きっと甘くて旨いはず。
料金早見表。100g単位で値段がすぐ分かる。明朗会計。
計量中。電卓で1kg以下でも計算してくれます。
農園横の畑で収穫されたジャガ芋も販売中

こうして各自が収穫した分の会計を済ませブドウ狩りは終了しました。その場で食べながらというわけではないので、30分程度で収穫は終わります。比較的短い時間ではありますが、沢山ある中からより美味しいと思えるブドウを選びに選んで収穫するのはなかなか楽しいです。

農園内には水道や椅子、テーブルが用意されているのでその場でブドウを洗って食べることも可能ですが、今回はよりブドウを楽しむ為に収穫したブドウを近くの公園まで行って調理することにしました。ブドウで色々なブドウを楽しんでみます。

 

まずは普通に味わってみよう!

というわけでぶどう園を後にし、来る時とは反対側の坂を下りブドウ狩りを行った農園から歩くこと約10分。団地群で有名な高島平に隣接する都立赤塚公園へやってきました。

こちらの公園には無料のバーベキュー広場がありまして、道具があればバーベキューを楽しむことが出来ます。決まったテーブルなどはなく予約も要らないので、気候がよくてよほど混雑している時でもなければいつでもバーベキューを楽しむことが出来ます。


バーベキュー広場の風景。別の日に撮影。当日は結構人がいました。

14時頃にバーベキュー広場へ着くと結構大勢の人がバーベキューを楽しんでいました。我々も適当な木陰にシートを敷いた後、管理棟へ行って許可をもらってブドウの調理を開始します。


輝く宝石のようや〜(彦麻呂風)

まずは収穫物を確認します。持つとしっかりとした重さがあり、一粒とって香りを確認するとブドウ特有の甘い香りがしてきます。


あ、甘い!

食べてみると採りたての為かとても瑞々しい。甘く、噛んだ時に口の中に広がるブドウの香りが新鮮です。東京産ブドウなかなかのものです。予想していたよりも美味しいブドウでした。

さあ、今度はこれを調理してみましょう。


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