傷あとを見て笑顔の生徒たち

傷もできてあとは色づけ！これはもう地肌にあわせて塗っていくだけ。ただここが個人的には一番カベ。学生時代は美術は３より上は取ったことないのに‥。ゼライ先生の指導がなければ「えーと、白とオレンジを足して‥」とか悩みまくるところだ。ちなみにゼライ先生は「美術の成績だけは良かったですね（笑）」とのこと。うーん、そうだよね、やっぱり。

しかも肌色だけではなく、紫をまぶすことでうっ血してるように見せるのがポイント。普段そんな傷をまじまじと見ないから言われると「そういえば‥」って思うなぁ。

血のりも赤色が明るいと浅い傷、黒に近いと深い傷に見える。そこを考えてほどよく筆で血をグリグリ。うー痛そう。だがリアルなほど笑みがこぼれる。

ということでフィニーッシュ！ゼライ先生の指導を細かく受けながらもなんとか傷あと完成。では大坪作の傷あとはこちら。

小さい？一応いきなり大きめにしてグロいよ！とか思われてもアレだなと思いまして‥ではアップかつ大きめの画像はこちらをクリック！なかなか美術３にしては上手く出来たように思えます。低レベルなりの自画自賛。

多少はしょりつつ説明しましたが、感覚としては「化粧＋プラモデル」って感じでしょうか。最初小さい粘土みたいだったのが自分の手でこうした形になったこと、そして非現実なモノが自分のカラダにある妙な感じ、それが嬉しい！感覚としては刺青とかに近いんでしょうか。でも本格的にやるとしたらこの先にもっとデカい傷とか毛むくじゃらとか手が６本とか‥面白いなぁ！そりゃ。もちろんそんな人体改造的世界だけじゃないんでしょうが、特殊メイクは。

意外と手軽に出来つつ、どこまでも奥深い特殊メイク。今後コスプレがもっと一般的になれば、趣味でやる人も増えてくはず。まずは（特殊メイクで）傷つくことからスタートだ！