探究心を発揮せよ
「とうもろこしの粒とヒゲの数は同じ」は、「よく聞くけどほんとうなのか」という探究心から生まれたコネタです。
理屈として「めしべ」であるヒゲのかずだけ実がなるというのは、なるほどそうかとは思うのですが、こうして調べてみると実感がわきます。
それにしても、大変な作業だっただろうと思います。
原稿料を考えると、見合わなかったんじゃないかと心配です(下世話ですが)。
逆転のコネタ
過去の記事を読み返していて、ああそんなこともあったと思ったのが「品切れのバターのかわりにおつまみのレーズンバターが使える」。
これは昨年(2008年)のゴールデンウイークに特別企画として風雲!コネタ城がプレオープンしたときのコネタですが、そういえばそのころバターが世の中から無くなるという、中世のおとぎ話みたいなことがありましたね。
そんな境遇でも、工夫次第で不幸を幸せに変えることができるというコネタです。
逆転の発想といえば「焼きたこ焼はうまい」です。
あらかじめタコを焼いてから生地を流し込むという調理法。
できたてを食べればうまいそうです。
余談ですが、この台所の写真がいかにも一人暮らし男性の台所という感じで好きです(違っていたらごめんなさい)。
その逆にがんばっても意味がないというのが明らかになった「豚バラの替わりに油揚げを使っても、カロリーはいっしょ」という事実。
無駄な努力はしないほうがいいなと思いました。
これからも積極的に肉を食います。
食べもの迷走編
と、ここまでは役に立ちそうなコネタを集めてきました。
しかし、そればかりではないのが風雲!コネタ城。
まったく役に立たない種類のコネタも満載です。
たとえば「リンゴうさぎはリアルに作らない方がいい」。
本来うさぎといえば目が赤いことでおなじみですが、これは白目をむいてます。
ちょっとひと工夫したことで、子供が見るこわい夢の典型みたいなうさぎに。
このうさぎ、「うおー」って断末魔の叫び声あげてますよね、絶対に。
工作が得意なライター乙幡さんは「コンビニにあるかにぱんを毛ガニにする方法」に挑戦。
たしかに毛ガニにはなっているのかもしれませんが、こちらも悪夢のようなかにぱんに大変身です。
これは大人が見るこわい夢ですね。
もしこういうのが夢にでてきたら危険信号なので、会社を休んでのんびりとデイリーポータルZでもみていてください。
迷走しすぎて
そして、危険信号を通り越してしまったようなコネタが「ニンニクは握りやすい」。
自信たっぷりに意味不明なことをいっています。
これだけすっぱりと言い切ってしまうと、なにか大切なことを教わった気分になってくるから不思議です。
でも、にんにくは握りやすいということしか書いていません。
それがどうしたというのでしょうか。
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