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アルコールチェッカー。これで呼気中のアルコール濃度を測定。 |
日本酒を製造する過程で酒粕というものが出来ます。米、水、麹、酵母を混ぜて発酵させて出来上がった酒と固形物の混合物(「もろみ」と言います)。それを圧搾して酒を分離した残りかすが酒粕です。
粕汁とか、粕漬けとか料理に使われる酒粕は、かすとは言うもののまだ結構アルコール分が残っています。小泉武夫教授の著書「くさいはうまい」によると、酒粕には8%程度のアルコール分があり、江戸時代には「手握り酒」とも言われていたそうです。
今回はそんな酒粕でどのぐらい酔えるものなのか検証してみます。
(吉成) |