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チャレンジの日曜日
 
東京駅前丸の内の駅近安ランチ

オフィスビルの地下にサラリーマンランチ

 東京駅丸の内出口を背にして右を向き、歩いていくと、いよいよ銀行などの本店が並ぶ、大手町。重厚なビルが並ぶ、まさに東京砂漠のまっただ中で、実はそのビルの地下がサラリーマンのオアシスだったりする。


平日昼間は人の少ない日本経済の中枢。とにかく東京砂漠。

 そんな肩肘張りそうな大手町だけれど、重厚なオフィスビルの中に入れば、意外にも「大戸屋」「和幸」「そじ坊」「スターバックス」といった、お馴染みのチェーン店があったり、床屋があったり(美容院じゃない!)、渋い喫茶店があったりと、結構アットホームな感じ。しかも値段も結構平民価格がありがたい。


ハイセンス、スマートという言葉よりもサラリーマンの憩いの場所という言葉が合う、丸の内センタービル地下1階。

丸の内センタービルの地図。地上からだと入りづらい雰囲気。一歩踏み出すべし。

 丸の内センタービルの中で入ってみたレストランが、落ち着いた居酒屋風の店。居酒屋風という落ち着く人には落ち着く雰囲気で、超都心にありながら、ご飯味噌汁おかわりし放題で680円という驚愕設定。サラリーマンは超都心でこんなお得なランチを食べているなんて、ズルい。


ランチメニューは東京の一等地で驚愕の680円(ご飯、味噌汁食べ放題)から

680円の唐揚げ定食。大手町なら「すいません」と言いたくなるほどの安さか?

窓には熱帯魚の水槽があり、超都心勤務のエリートサラリーマンと熱帯魚という不思議な組み合わせがみれる。小さなお子様連れの方にもお勧め。
 

東京砂漠を探検せよ

 今回敢えて店の名前は紹介しなかった。紹介しなかったのは、店から言われているとかそういうのではなくて、ビルチカ(チカ)、ビルナカ(中)を探検してみると、それぞれのビルにサラリーマンに優しい店や、スマートな人々のお気に入りの店があるからで、探検することが結構楽しかったからである。

 とりあえず地方から東京駅に降り立ったら、ビビらずに、東京駅で食事を済ませようとせずに、とりあえず人のいない丸の内を探検してみると面白いよ。

 ちなみに紹介した丸の内センタービルの店は、以前は1000円以内で、おかずまでバイキングできたという無茶をしたこともあり、大好きだ。だけど無茶しすぎないでくれ。




続いて編集部 工藤が紹介

次のページではライスマウンテンさんからバトンを引き継いで、デイリーポータルZ編集部 工藤が丸の内周辺のランチ事情をお伝えします。


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