これはうれしい。「ええ、そうです」と答えると、「どちらで買いました?」と、さらなる質問で弾む鎧トーク。
「ネットで見つけて注文しまして…。確か九州の方の会社だった気が…」と返答すると、「あっ、じゃあ○○さんですね」との言葉が続く。どうだっけ。正直なところ忘れてしまったのだ。
「そうだったかもしれないです。でも、どうして自前ってわかったんですか?」と少し話題を変えると、「やっぱり、違いますよね」との答え。
そ、そうかな。同じ鎧だと思うんだけど。その場ではそう思ったが、写真を見て納得。なんか違う。決まり具合が全然違う。やっぱり刀ほしいな、という小物レベルでなく違う。端的に言えば、浮いてるということだ。
そのあとも鎧や祭りについていろいろ教えてもらって別れる。自分を見つめる機会になりつつも、話ができたのはやはりうれしく、落ち込んでいた気分から元気になってきた。 |