● 世代を変えて
さて次は別の世代の行動パターンも見てみたいと思う。 身内ばっかりで申し訳ないが、気兼ねなく観察できるうちの娘(5才)とおふくろ(70代)の買い物に付いていった。
娘(5)
が、レジに向かったら、レジの前に27円で2枚入りのシールがあるのを発見。100円のをやめればこれが買えて、さらに他のも買えるようになると教えてやったら、あっさり 「そうする。」 と言って路線変更。
選び直しにはだいぶ時間がかかった。 安いのを集め始めたので品数が増えたというのもあるが、それよりも自分では値段がわからないので、私に確認をしてそれが妥当かどうか判断するのに時間がかかった。
結局、20分くらい店内をうろうろしていた。
10:40 「この服なんかいいんじゃない?」と薦めるおふくろに対して、
真っ赤な短いスカートをチョイスする娘。
娘のセレクトは凄まじく早い。 しかも全部ピンクとか派手な色。
3分ほどでシャツ2枚とスカートを購入するに至った。
10:53 次に、ユニクロを訪れた。 ユニクロはけっこう安くていいということが、最近おふくろの概念に取り込まれたらしい。
私などは、 「もうさっき服買ったからいいやん」 と思っていたのだが…。
娘+おふくろの組み合わせは凄まじい早さで、あっという間にシャツ3枚とスカート1枚、ワンピース1枚を購入した。
あまりの速さに、逆に「もう少し脳ミソ使っても…」という気さえしてくるのであった。
3人の買い物に付いていってわかったことは、こうして分析すること自体がけっこう退屈しのぎになる、ということだ。
もっと効率よくする方法なんかもいろいろありそうだが、別に効率を追い求めるようなことでもないのでこんなもんでいいのかな、と今は少し理解を示せるようになっている。