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コネタ城企画
 
遠くに行けばコネタは見つかる


「遠く」のイメージ

遠くに行きたい。
毎日会社でパソコンに向かっていると、遠くに行きたくなってしまう。
やらなければならない仕事が多ければ多いほど、遠くに行きたい気持ちはつのる。


それはさておき、遠くに行くと、コネタが目につく気がする。
ふだん生活している場所よりも、どこか遠くの方がコネタを見つけやすい気がするのだ。

本当に遠くに行けばコネタがよく見つかるのか、いやいや、遠くに行ったうれしさから何でもコネタに見えてしまうだけではないのか。
それを確かめよう! というなんとも強引な理由のもと、仕事をまるごと放ったらかして遠くに行ってきた。

という前置きだが、率直に言うと「最近コネタ城の投稿数が少ないのでなんとかしよう」という課題と、僕の「遠くに行きたい」という願望を一度に解決しようという企画なのである。

(text by 工藤考浩



遠くは近く

遠くに行くとコネタが見つかるというのは、どういうことだろうか。
遠くといっても砂漠の真ん中とか、南極基地とかではなく、電車に乗って1時間くらい行けば僕にとっては遠くである。
その場合、もちろんそこに住んでいる人はたくさんいるわけで、その人たちにとってそこは遠くではなく、近所だ。
つまり、僕が勝手に「遠く」と思いこんでいるだけで、コネタの密度は本来変わらないはずだ。


横須賀で見つけた張り紙
ボトルレターみたいな学術調査でコネタだ! と思った

なぜコネタが多いか

しかし、やはり通勤経路よりも遠くの街の方がコネタだ! と思うことに出会う確率は高い。
考えられる可能性として

・遠くに来たのでコネタに対して敏感になっている
 →アンテナが高感度
・遠くに来ている高揚感で何でもコネタと感じてしまう
 →敷居が下がる
・実際にコネタが多い

という理由が上げられる。


君津の観光案内の…

実際にコネタが多い例

先日、別の記事で千葉の君津に行った。
その駅前にあった観光案内板に書かれている、ゴルフ場のイラストがちょっと変わっていた。
ゴルファーの持っているクラブが、ぜんぶぐにゃっと曲がっているのだ。
これはコネタだろう。
では、なぜこれがコネタなのか。

・観光案内が古い
僕は東京都内に住んでいる。都内の住宅街の場合、観光案内図というものが少ない。浅草や上野に行けば見られるが、そういうところの観光案内図は数年で新しいものに付け替えられるので、こういう風情のあるものになりにくい。

そして、古い観光案内図だから、描かれたイラストのタッチが現代の視点からすると、ちょっと変わっているように見えてしまうのだ。

これは、「実際に遠くはコネタが多い」ということにつながるのでなはいだろうか。


ゴルファーの…
クラブがぜんぶぐにゃぐにゃだ

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何でもコネタに感じる例

つぎのコネタは、遠くに来て気分が高まっているので、実際にはコネタじゃないものまでコネタに見えてしまう例だ。
これは、後で考えてみるとコネタじゃないよなと気づいてしまうことも多い。
このコネタも、帰ってきて見てみると全然コネタじゃないので、コネタっぽく見せるために、コネタ城風に表現してみた。


  実家の最寄りのバス停とよく似た名称のバス停があった
君津駅前にあったバス路線図。
 

僕が北海道の実家に住んでいたときに使っていたバス停「新日鐵正門前」とすごく似たバス停の名前があった。
 

これはあんまりだ。
君津にも、僕の実家がある室蘭というところにも新日鉄の工場があるというだけだ。
でも、出かけた先でなじみのある名前を見つけて、おおおっ!と思ってしまたのだ。


コネタに敏感になっている例

続いては、遠くに来たのでアンテナがピンと張り、コネタに敏感になっている例だ。
よく駅などで見かける、自由に借りていっていい駅前文庫のようなのが、君津駅にもあった。
そこの蔵書に、なぜかアメリカーナ百科事典があった。
だれか借りて読むひとがいるのだろうか。
こういうコネタは、毎日使っている駅だったら、日常の景色としてとらえてしまい、見落としてしまうかもしれない。


駅にある「駅文庫」に
なぜかアメリカーナ百科事典

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近所を遠くと思いこむ

では、近所を遠くだと思いこんで散歩したら、コネタが見つかるだろうか。
といっても、あまりに近所だと、すでにコネタを探し尽くしているかもしれないので、ときどき散歩する銀座でコネタ探しをしてみた。


銀座でコネタ探し

何でもコネタに感じてみる

銀座を、遠くの街と思いこんで、コネタのアンテナ感度を高くして歩いてみたが、どうもうまくコネタに出会わない。
「もしや」と思ったコネタが下の写真だ。


大型食料品店で
ジャスミンライスというのが売られていた


ジャスミンのにおいのするご飯なのかと思って、帰ってから調べてみたら、そうではなく、タイ米の高級品種だそうだ。
炊きあげると、ポップコーンみたいな香りがするという。
「ジャスミンライスはジャスミンの香りがしない」ならばコネタとして成立しそうだが、食べてみないことにはわからない。こんど買ってみよう。


微妙なコネタ

江戸の川柳だろうか、「通りぬけ無用で通りぬけが知れ」というのがある。
銀座の外れにある駐車場に、まさにそういった状況があった。


   通りぬけ禁止で通り抜けられるとわかる駐車場
銀座の首都高ガード下にある駐車場。
 
通り抜けお断りと書いてあるので通り抜けられるらしい。
どこに行けるんでしょうか。

やっぱり遠くだ

銀座を小一時間ほど歩いたが、めぼしいコネタはこれくらいだった。
同じ時間を、遠くの町で過ごした場合どれくらいのコネタが見つかるだろうか。
思いこみの遠くと、実際の遠くを比較してみる必用があるだろう。
という大義名分の元に、ちょっと遠くへ行ってきた。


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