現在横浜で「土木のお祭り2009」というイベントが開催されている。
ダム、ジャンクションに工場、キャベツ畑など、当サイトとは切っても切れない土木。そのお祭りというからには見に行かないわけにはいかないだろう。
(安藤 昌教)
お祭りは駐車場にて
土木のお祭りへ行くため、この日は6時半に起きた。電車とバスを乗り継いで会場に着いたのが9時10分。土木のお祭りは10時からだった。慌てすぎだ。
この土木のお祭り、実は横浜開港150周年イベント「開国博Y150」の催し物の一つなのだ。開国博はいろいろな会場に分かれていて、以前別の会場へ行ったらものすごい混みようだったので今回は余裕をもってこの時間に到着したのだが。
おかげでゲートが開くと同時に入場することが出来たわけだ。
オープンを待っていた他のお客さんたちがそれぞれ目当てのアトラクションに向かう中、僕は一路「業者向け駐車場」を目指した。ここが土木のお祭りの会場なのだ。
一見すると建設中の駐車場に見えるこのエリア、実はここで「土木のお祭り2009」は絶賛開催中だ。その証拠に駐車場入り口では重機が大きな爪を広げて僕たちを出迎えてくれている。
しゃーっ。
かっこいい。
僕は高校の文理選択の際、親に「将来は重機に乗ってでかい橋とか作りたいから」と説明して理系を選んだのを覚えている。
時は過ぎ、いま、ようやく重機に関わることができたわけだ。あの頃の未来に、僕は今立っている(いない)。
こんなお祭り、他には無い
それでは土木のお祭り2009、会場の様子を紹介していきたい。
なんといっても最大の見せ場は会場に集まる重機たちだ。普段は街づくりの裏方として働いている車たちがここでは主役。こんなイベント他にちょっとないだろう。
さらにうれしいことに、これら重機のいくつかには乗ることがもきるのだ。
この写真はあとでまとめて両親に送ろうと思う。うちの息子は結局あの時の夢を叶えたがや(両親:愛知県在住)、と思わせてあげることもまた親孝行なのではないか。
取材を忘れて乗れる重機には全部乗せてもらった。個人的にはやはり油圧ショベルが一番だったが、近くにならんでいたアスファルトフィニッシャなんかも機能的でいいなと思った。もちろんホイールローダーやブルドーザーも捨てがたい。ああ。
本当は一機一機すべて紹介したいところだが、他にも見せ場がありすぎるので先を急ぎます。