マタギは今でもいる
この後色々話を聞いて訛りを起こせないので要約するが、今でもマタギの人は4〜5人いるという。
ここ根子のマタギが特異なのは旅マタギとして外に出かけて熊の胆(胆嚢、胃腸薬になる)とか毛皮とか売ってたのだ。
各地を旅してマタギが広まった、とか、番楽という洗練された芸能を持って帰ってきた、とか、方々行って文化の重要性が分かってるのでここ根子には先生の数がむちゃくちゃ多い、とか。とかとか。
根子のマタギに関するおもしろい話は色々あるのだが、当日聞いた話では「熊の胆は米つぶくらいでもすごく効く」が一番記憶に残っている。おじいさんが妙に効きそうな顔をしてたのだ。 |