先ほどの店からほど近い、日本再生酒場に来た。新宿三丁目交差点そばの立ち飲み屋で、モツ刺しの品数が多い。おしゃれな内装のせいか女性客も多く、いつも賑わっている。
ここのレバ刺しはレバテキといって、軽く湯引きされている。そしてごま油と味付けネギが乗せられているので、そのまま食べられる。
味付けされているので、料理として解釈できる。湯引きがしてあり臓物感もやわらいで見えるし、味も生々しくない。 普通のレバ刺しはちょっとグロくて…という人の入門編にもってこいだと思う。
レバ刺しに興味はあるけどあと一歩踏み込めない。そんな人の未来を変える一皿になりうるかもしれないぞ、これは。
4つ目のレバ刺し終了。ちょっとした達成感がある。打ち上げをしたい。いや、打ち上げでも同じような事するだけだよな。何はともあれ、二週間のレバ刺し巡りは内容が濃かった。
そしてもう一つわかったことは、安藤さんの表情による伝達はどんな言葉にも勝る究極の表現だと思った。完敗だ。
レバーうまけりゃ世は平和
主役のレバ刺しよりも、「んーー」とか「うまーー」とか言ってる人の写真ばかりになってしまった。でも、そういう人の写真を撮るのはつくづく楽しかった。 人によって好き嫌いのある食べ物は、同じ好きな人とは連帯感が生まれるようだ。そして集って食べればこんな楽しいことはないというものです。