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流木がはみ出たカバンをぶら下げて、製作してた女子大生集団と同じバスに乗るのはとても恥ずかしかった。もう、いっそのこと本気で流木を好きになってみようかと思った。 |
あとがきで書くようなことを中盤に書いてしまったので書くことがない
流木、いいよね・・・。流木まつりに行くまではそんな思いだったが今はちがう。流木、いいよね・・・・。これが流木まつりの成果だ。「・」がひとつ増えた。
これだ。これが大人だ。流れてきたゴミに価値を見出して中黒をひとつずつ増やしていくことが、大人力というものなのではないだろうか。
「流木、いいよね。」と言った後にピッ。ピッ。ピッ。ピーッ「おじいちゃん!おじいちゃん!」「残念ながら心肺機能停止しました」…ピーッ。ピッ。ピッ。
そんな感じで一時的に心肺を止められるくらい流木をありがたがる老後を送りたい。 |