立体的だったり
最後に紹介するのは少し変わったタイプのホーム床だ。左写真は神田駅中央線ホームのもの。平面なのに立体的というトリックアートの要素を取り入れている。意図したものではないかもしれないが、立体に見えるならそれはトリックアートだ。
トリックアートの壁面はたまにあるが、駅のホームで見られるとは思わなかった。
羊の顔に見えませんか?
みなさんにはどう映るか分からないが、ぼくには羊の顔に見える都営大江戸線月島駅のホームである。アルファベットの「Y」という人もいるかもしれない。そういう意味ではこれもだまし絵だ。
探せば壺に見えたり人間の横顔に見えたりするホーム床があるかもしれない。
かっぱ橋道具街のイメージか
都営大江戸線新御徒町のホーム床には包丁のようなデザインが施されている。
近くには調理道具専門店が集まるかっぱ橋道具街がある。それで包丁なのかもしれない。ここまで強引にこじつけたものもあったかもしれないが、この説には自信がある。
家を建てるときは30件以上の住宅展示場などを見て吟味するべきだと、ある人に聞いたことがある。それとはあまり関係ないかもしれないが、ホームの床も数多く見比べると好みのタイプがはっきりしてくるものだ。
ぼくがいつかマイホームを買う日が来たら、今回の経験が役に立つかもしれない。