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土曜ワイド工場
 
宇宙へ行くため今やるべきこと

一気に現実路線に入ります

宇宙を夢見ていま僕ができること。それはうまい宇宙食を作ることである。

うまい宇宙食はすでに開発されているのかもしれないが、それが普段の生活レベルで作ることが出来て、さらに普段使いもできるのならばそれに越したことはないじゃないか。

そういう思いから今回、「おかずふりかけ」を作ることにしました。おかずをいつでも食べられるよう粉にするのです。これならかさばらずに家庭の味を宇宙に持っていける。超便利。ハンバーグも唐揚げも、粉になっていれば食べたい時にご飯にかけるだけで即定食のできあがりなのだ。


冷凍家庭の味。


打上げイベントの熱がさめやらぬうちに始めたい。

以下おかずふりかけのレシピです

1:前日作ったハンバーグを冷凍庫で凍らせた物をフードプロセッサーで粉砕します。

一口コメント:凍らせたのは柔らかいままだと粉になるよりも流動食っぽくなるんじゃないかと思ったからです。


ガキガキいいながら粉になるハンバーグ。


凍ったハンバーグはかなり固いですが、がんばって粉々にします。


できた粉。


2:粉にしたハンバーグを乾燥させる。

一口コメント:凍らせた状態が解けるにつれて水っぽくなるので、ここでできるだけ水分を飛ばしておきます。


地味だけど大切な仕事。


他の食材でも作れます

同じ要領で鶏のからあげと餃子も凍らせた状態から粉砕した。

これ、ハンバーグは挽肉に、餃子はタネに戻っただけなんじゃないかと一瞬思ったが、一度火が通っているという事実はうかつにお腹を壊せない宇宙空間において大きな安心感となるはずだ。


コチコチの唐揚げや。
パキパキの餃子も。

すべて粉砕、そして乾燥。
餃子はやはり少し汁っぽくなってしまいました。

3:完全に乾かすためにこの状態で1週間干します。

一口コメント:乾燥期間は時期や地方によって加減しながら調整してください。今回は冬の乾燥した時期に1週間干しました。


マストアイテム干し網。


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