診療用椅子フューチャー系
さてタカラベルモントさんのチェアユニット、普通歯医者に置いてある椅子というと同じタイプのが並べてあるので「いろんな種類がある」というイメージが浮かばなかった。いざ見てみるといろいろある…ぽいんだけど、一見するとどれも同じようにも見える。微妙に形は違うんだけど、決定的な違いはどうも感じない。素人ですんで。
ほとんどの椅子が患者の右に前ページまで紹介したエアタービンなど歯科医が使うもの、そして左がバキュームなど歯科助手が使うもの。そして上には口の中を照らすオペレーティングライト。ここまでは似通ってるので色とデザインこそちょっと違うけど、大きくは変わらないのかな?と思えた。
しかし小藤田さんの説明を聞いて自分の目のフシアナっぷりに気づきましたよ!「普通の椅子はこういうシリンダータイプですよね?」と説明されたのがこの椅子。椅子下の四角い箱の中のシリンダーが上下に上がり下がりして高さを調整するタイプだ。
あらためてこう見ると床屋や美容院の椅子と似てますね。前にシャンプー台があるか、左右に歯科器具があるかの違い、といった感じで。
「ただ、これだと椅子がシリンダーより下には下がらないんですよね。もっと低い位置まで下がり座りやすいのがこちらです」と小藤田さんが説明してくれたのがこちら。
ちなみに歯科医マメ知識。歯科医院は前ページまでの器具で説明したとおり、水・電気・圧縮空気を各椅子まで通す必要があるため、どこも床を底上げして配管を通しているのだとか。そういえば歯科医院の入り口って階段だったりスロープだったりと少し高くなってるような気がする。そうだったのか〜。
さて同じように見えて違う歯科医のチェアユニット、その最上級モデルも見せていただきましたよ!「歯を治療しなきゃ座れないのか!」というジレンマすらちょっぴり感じる勢いの逸品です。