「歯石を取ったり、治療というより予防のための来院の時の椅子ですね。『ここに座ったら歯を削られない』と思っていただける雰囲気があると思います」と小藤田さん。見て分かるとおり、うがいは一度立ってやらなきゃいけないこのモデル。最初は「なぜそんな不便な作りを」と不満も出たそうですが、最近では患者の気持ちにたった雰囲気重視のこのモデルにようやく理解もされ始めたのだとか。
現在歯科医院の数は約6万8千軒、なんとコンビニの数より多いんだとか。いわば患者が行く歯科医院を選べる時代。さらに少子化が進み、親が子供の面倒を見るようになり、昔に比べて虫歯治療で歯医者に行くこと自体が減ってきてるそう。子供=虫歯、くらいに思ってたのに!それゆえにこうした個性というか、独自の診療を出来るかが今後の歯科医院のポイントだそう。「選ばれる歯医者」かー。今ネットとかの口コミサイトとかも多いもんね。
前半は最初考えてた「普段見れない歯を治療する器具」、後半は「普段見れない歯科医院」になった感もありましたが、次歯医者に行く時はちょっとだけポジティブになれる気がする。まぁ普段からキチンと歯を磨いて行かないに越したこたないんですが…。あ、定期予防検査でもいいんだ。前向きに歯医者、行きましょう! |