やっと作り始めます
人間になれたところでやっと調理を始める。
材料並べただけで20皿の方が美味しそうだ。20皿の野菜のごろごろ感、ゴージャスさに比べて1皿分から漂うのは切れ端を集めた感。確かにいっぱい作った方が美味しそうな気がしてきた。
1皿作るの超簡単
いつもと手順は同じだけれど、早さが違った。量が少ないから野菜も肉もすぐに火が通る。水を入れたらすぐ煮立って、ルーも一瞬で溶けた。作りながら5人分の野菜を切ろうとしてもそれを許さぬ展開の早さ。
あっ、えっ、と言ってる内にカレー完成。10分もかかってないんじゃないかしら。
カレーは玉葱料理
さぁ次は5皿分のカレーを作る。いつも作る位の量だから手慣れたもんだと進めてみたら勝手が違う。
これ、オニオンスープ的な物になるんじゃないかと思っていたが作り進めると完璧なカレーになった。玉葱の主張はなりを潜め、他の具の存在感が増した。すごいなー、カレー。美味しそう。
20皿分はまた異質
この辺りからツイッターで呼びかけた方が来てくれた。よかった、あの時帰らなくて。手伝って頂き作業がはかどる。日が暮れる前には出来そうだ。
やっぱり20皿の方も驚くほどの玉葱量。鍋の中身ほとんど玉葱。犬なら見ただけでお腹壊しそうなほど。
20皿は煮込んでいくと、恐ろしいほどの灰汁が沸いてきた。見た目が怖い。
同じ材料比率でもかなり作っている時の感覚が違う。煮込んでも中々沸かないしやっぱり20皿ってスゲーなーって思ったらコンロの火が消えていた。何が「感覚が違う…」だよ。