この地図、ひずんでいないか。
さて、僕がこれを見ると迷う理由としてもう一つあげたいのが、この案内板の地図、変にひずんでいないか、ということである。これは昔から強く思ってきた。例えばこれを見てみよう。
これは北が上になるように回転させたものだが、同じ地域をWeb地図で見るとこうなっている。
Web地図の「平行四辺形」みたいな部分が、そのまま案内板の4辺に相当するのだが、分かるだろうか? こうやって二つ並べても、どことどこが照応しているのかを理解するのに、10秒ぐらいかかる。
このように、区画の大きさや道の角度などで、地図が大きくひずんでいることが分かる。 ひずむ原因は、建物の密集地帯に多く文字を詰め込まなければならないからだろう。それはわかるのだが、あまりにひどいときもある。 この高校なんかは無理が生じてこうなってしまっている。
こうして見ていくと、「クリーム地に緑」の案内板のほうが、勢いよくひずんでいるように思えた。中には勢い余って道路の太さがてんでばらばらなのもあった。
それに対して、「銀地に黄色」の方は、地形もそんなに歪んでいないし、道路の太さにも気を使っているものが多い。
ここに関しては、「銀地に黄色」の案内板に軍配を上げたいと思う。