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ひらめきの月曜日
 
おたべでおたべを手作りしてきた

抹茶と共にいただきます


いざ、いただきます!

おたべが出来たらお抹茶をたてていただきます。このお抹茶は抹茶味のおたべを作る際に混ぜ込むものを自分でたてる。うーん、最後まで嬉しい配慮だ。


おぉ、美味い!

食べてみるとちゃんと美味しい。きな粉を付けすぎた感はあるがちゃんとおたべだ!今まで伝統菓子、銘菓というイメージだったおたべが僕の手で!手順自体も簡単だったし、家でも作れそう。


本物食べたら全然違った。

そう思って本物を食べてみたらびっくりした。何だこの柔らかさは、しなやかな口当たりは、たっぷりと詰まったあんは、ニッキの香りの広がりは。同じ材料、手順なのに驚くべき違い。

シンプルな材料、簡単な手順なので家でも作れる。だからこそ良い物、おたべでなければならない物を作る必要がある。それを続けてきたんだからそりゃあこんだけ美味しいわなぁ。

 

手作りが終わったらお土産を買って帰る

そう思わされた後に、再度おたべ売り場を通って帰るのだ。そりゃもう、買っちゃうよ。どれも気になるその中で、やっぱり気になる夏おたべ。なに、夏ってなに。


気になったのが夏おたべ。

暑くなると甘い物より冷たい物やさっぱりした物が好まれる。ならばと出たのが夏おたべ。わらび粉を使っていて、通常のおたべよりも柔らかく、冷やして丁度良い固さになるそうだ。


普通の八つ橋のモチモチした食感ではなく、プルプルした食感。つるんとすっきり美味い。

ほう、そんな物が!わらび粉使っても生八つ橋?そう思って見てみると、夏おたべには生八つ橋とは書いてない。そうか、おたべは商品名だから別に生八つ橋じゃなくてもいい。なんだか面白い。

 

もう一つの工場の醍醐味


これも工場の醍醐味。

そして出来たてに並ぶ工場の醍醐味、訳あり品ももちろんあった!2年前から売り出しているという京バウム。かけがあったり形が揃ってなかったりする物を格安で販売している。


この倍位入って300円。うは。

もちろん味は変わらない。こんなにホワホワなバウムクーヘンは初めて食べた。

この工場は繁華街とは少し離れた所にあるのだけれど、頻繁にお客さんが入ってくる。見ていると地元の方も多いようだ。名物にも色々あるが地元で愛される続ける物はもう、文化だ。

文化を作って食べて楽しめる。おたべの手作り、良いもんですぞ。

楽しかった手作り体験。まさか手作りよりも工場製の方が美味しいとは思わなかった。

手作りと聞くだけで手間暇かかってるんだから良い物だろう。と思ってしまうが、工場になってようがおたべさんがかけてきた手間暇、研究はそれの比じゃないよなぁ。

いやー、ますます出来たてのおたべ食べたくなってきた。皆さん、是非是非行ってみてはいかがでしょうか。

駅からおたべさんに行くまでに40円の激安自販機があるよ!40円入れても買えなかったけどね!


取材協力

株式会社おたべ
https://www.otabe.co.jp/
おたべ体験道場
https://www.otabe.co.jp/taiken/taiken.html


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