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フェティッシュの火曜日
 
夏の遊園地・生ビールガイド

あらかわ遊園

最後は公営の遊園地。ほのぼのとかわいい遊園地なのでファンは多い。小さい子を連れた家族がほとんどで、若者の姿は少ない。


入園料は200円!

のりものもほとんどが100〜200円。釣り堀や動物コーナーもあり、あなどれない。
園内は子供でいっぱいだった。先ほどの東京ドームシティと同じ遊園地とは思えない光景がひろがる。

釣り堀の閉園時間を諦めきれずにだだをこねているお父さんがいました。

のりもの券がレトロ。6枚500円。(電子マネーを購入すると3割引で最後に残額も戻るのでおとくです)
スリリングなのりものは一切なし。すべて小学校低学年層に合わせたレベルのもの。
子供に手を振りながらのスカイサイクリング楽しい。
あ、あそこに見えるのは!

ビール飲み場だ。

園の真ん中に「キャンディーハウス」というお店がある。焼きそば、わたあめ、たこやきなどが売っている典型的な売店だった。子供のための遊園地という印象が強いが、ちゃんと大人のためのビールも置いてあってよかった。

コイン式ののりものに囲まれた席。

ビールください

ここの遊園地は休日でも花やしきのように混雑しているという事がない。3才児から乗れるように作られたジェットコースターが怖くないのが理由だと思う。
ビールを飲みにきた者としては好都合で、ゆっくりと楽しむことができた。


つまみはオニオンリング。

子供を遊ばせられる工夫

この遊園地ののりものは3才から楽しめるだけあって、ちいさな子供を連れた家族が多い。それゆえ子供たちだけでのりものに乗っておいで、と言うには少々心配なので、親がどうしてもビールを飲みたくなったら、子供には後ろのコイン式の小型遊具に乗っていてもらうとよい。すぐそばで手を振りながら見ていられる。


冷たい生をぐびぐびやっていると、またもやお父さんたちからの羨望のまなざしを感じる。そういえばすぐそばに安い公営駐車場があるのだ。

一番の魅力は小川のせせらぎ

園のはずれのほうに、人口の小川があった。きれいな水が涼しげな音をたてて流れている。
私はああいった浅瀬に弱いのだ。


これはいいぞ。

足を浸してビールを飲んでいる私の横をチャーミングな兄弟が通っていく。

つめてー。きもちいー。ビールうまー。

この一画を発見したことで、4つの遊園地のうちあらかわ遊園がトップに躍り出た。
あまり日陰もない遊園地内で、こんなふうに涼をとれる事もなかなかないと思う。

おまけに動物にもふれあえるんですよ。
加藤夏希似のミーアキャットと目が合いまくり。

あらかわ遊園のビールデータ

入園料… 大人200円
売ってるビール… 生(500円)
つまみ… 焼そば、たこ焼き、ポテト、オニオンリング、おにぎりなど
席の確保しやすさ… ○
景観… こぢんまりとした小さい子向けの遊園地。なんといっても水に足を入れられるのが気持ちよい。ちびっ子は水着をもっていくといいかもよ。

今年の夏はビアガーデンより遊園地

外で飲むビールがおいしいのは定説だけど、遊園地という誰もが昔あこがれた場所で飲むと、ひと味違います。もちろん飲み屋ではないので2杯くらいまでにしておくのが無難だけど、最初のひとくちはなんというか、わくわくとする背徳感がありました。

彼らの雄姿でお別れします。

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