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8月の総集編
 
やんなかった企画と泣ける話(2010年7月総集編)

見かねた車が乗らないかと声をかけてくれました

清流四万十川をさまざまな交通機関を駆使して源流までさかのぼった木村さん。おなじみのポーズももちろん健在です。

河口から源流へ、四万十川を遡る(木村岳人)


とにかくすばらしい。

--写真も綺麗だし移動距離もはんぱないし、デイリーの良心ともいえる記事でした

(木村)いつもに増して、移動距離多かったですねー。でも、結構乗り物使っているので、思ったほどきつくはなかったかもしれません。

歩いたにしても基本的に舗装路ですし、富士山とか南アルプスとかの方がきついと思いますよ。ただ、それでも初日の自転車はくたくたになりましたねぇ。太陽はいやらしいほどにギラギラしていましたし、いろいろ寄ったり休んでいたりしたら、自転車の返却時間の5時に間に合うかどうかも危うい感じにもなって、精神的にも疲れました。足もつりましたし。


江川崎駅の隣駅の写真です。妙にいたたまれなくなって、本編では使用しませんでした。ちなみに、この駅の近くにはハゲ沈下橋もあるそうです。。

--四万十川には飛び込まないまでも、入らなかったんですか?

最後の源流点で頭を洗ったのと、後は時々顔を洗ったぐらいでしょうか。特に入ったりはしませんでしたねぇ。

そもそも、川に入るという考え自体、思い付きもしませんでした。何なんでしょうね。きっと私にとって、川は入るものじゃなく、たどるものなんでしょうね。


写真を見ると、やっぱり飛び込みたくなります。

--木村さんの日焼けが心配になるくらいすごかったですが、今はおさまりましたか?

初日が特にやばかったですね。ずっと自転車に乗っていたせいで、首の裏とか、手の甲とか、酷いくらい日焼けしましたよ。

赤を通り越して、紫色になってましたから。あまりに急激な日焼けだった為か、すぐにボロボロに剥がれて色も落ち着きました。

四万十川から帰ってきた後もうろうろ出 かけていた為か、結局また焼けては剥けての繰り返しです。鼻の頭なんか、いつも赤くてまるで酔っ払いみたいですよ(実際夜な夜な酔っ払っていますが)。


心配になります。

--四万十川以外にこの夏の思い出を教えて下さい

--大分県の国東半島に行ってきたのですが(国東半島は磨崖仏や石仏が多くてたまらんです)、やたら交通の便が悪く、この時もかなりの距離を歩きました。

しかし、所詮は徒歩。移動に思った以上の時間がかかってしまい、まだ山の中なのに日が暮れかかってしまうという有様。

そんな時、突然私の目の前にツーシーターの走り屋っぽい車が止まり、物凄くビビりました。実はその車の人がすごく良い方で、死にそうに歩いていた私を見かね、乗らないかと声をかけてくれたのでした。

別府に用事があるからと、わざわざ別府駅まで送ってくれ、ありがたかったです。私は基本的に、外に出ても心は引っ込んでますので、人のやさしさが身に沁みました。

でも、車内でしきりに別府の公衆浴場を勧めてくれたあたり、汗臭い私を乗っけて若干後悔していたのかもしれません。


四万十川とはちょっと離れますが、源流点のある津野町の隣の梼原町にあるカッコイイ棚田。 棚田は良いです。

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