ドル円チャートの立体化
山に生える木を模したスポンジはちゃんと接着されるのか心配だったが、翌日になってみるとちゃんと付いていた。
断面が丸見えなのがクオリティを下げている予感もするが、これで頂がここ10年間のドル円チャートと同じ山の模型の完成だ。
普通に山を作ったのではワケが分からないので、真ん中で割れるギミックは残してある。
当然、割るとグラフのラインがあらわれてくる。
そしてダイナミズム
ドル円チャートの立体化は、山をモチーフとしつつも完成したわけだが、当初の目的であったはずの「ダイナミズム」が足りていない。
そこでこんなモノを用意した。
ミニ四駆である。ちゃんと電池で走る完成品だ。
しかも割り箸で作った骨組みで、ドル円山を乗せて運ぶことができるようになっている。
実際に乗せてみると妙なめでたさを感じる。神輿か。
「ダイナミズム=動的」ということで、どうやったら動くのかと悩んだ末にミニ四駆に乗せて走らせてみた。
重心の関係で右に行くか左に行くかわからず、奇しくも先行き不透明なマネー経済のダイナミズムを表現しているようでもあった。
ドル円山はなかった
為替相場の謎に体当たりで挑む今回の記事だったが、2ページ目の時点で体当した先が幻のように消え去ってしまった。
ひとつ言えるのは、ドル円チャートとそっくりな山があるかもしれないという、ほんとにどうでもいい可能性がこの世から消え去ったということだ。山の成り立ち、木の生え方からしてありえない。おそらくユーロ円チャートとそっくりな山もないだろう。
それがあきらかになっただけでよしとしたい。