これまたスゴイ、ハチの巣天国!
さて、長野県には「ハチ博物館」以外にも「蜂天国」なるハチ専門の博物館があるという情報を聞きつけて、やってきました!
ドーン、蜂天国!
入口の脇に巨大なメタリック・ハチが! いきなりすごいインパクトです。
でもまあ「蜂天国」だけにハチのオブジェが飾られているのは理解できるのですが。
なぜかその横に怪獣が……。
しかも何匹も……。
この怪獣、古タイヤを利用して作られているようで、なかなかよくできてはいるのですが、どうして「蜂天国」に怪獣なのか、という疑問はまったく解消せず。
……きっと、作りたかったから作っちゃったんだろうな。
さてさて、肝心の中はどんな感じなのかといいますと……。
うわーっ。「ハチ博物館」と比べかなり広い展示スペースに所狭しと大量のハチの巣作品たちが並べられています。
展示されているのは「ハチ博物館」と同じく、変な場所にハチの巣をくっつけちゃいました系のものが多いんですが、こちらの方がよりワケの分からないものにドッキングさせられているような……。
こ……コレは?
見ているとどうしても悲しい物語を思い浮かべてしまう作品。
ハチの巣を色んなものにくっつけるにしても、どうして三輪車にくっつけなきゃならなかったのか。
なんと言いますか……「ハチ博物館」の方も変わってはいましたが、そうは言ってもやはり“研究者の実験”的な作品が多かったのに対して、こちらの「蜂天国」は芸術が大爆発しちゃってる感じがします。
すさまじすぎる巨大ハチの巣たち
もちろん、巨大なハチの巣作品もすごいです。
まずはコレ、な……長ーい。
二階までの吹き抜けを利用しなくちゃならないほど超・ロングなハチの巣。
なんと全長6.5メートル! コレが「ハチ博物館」から世界最長の座を奪ったというハチの巣ですね。もはや柱のようにしか見えません。
なぜハチの巣で白鳥を作らなくてはいけなかったのか、理由はビタイチ分かりませんが、スズメバチの巣を60個合体させて作ったという作品はとにかくすごい存在感です。
さらにでっかいスペースシャトル……。
スズメバチの巣を120個合体させた大作。「スペースシャトル」って書いてなかったら、なんなのか分からない気もしますが。
そして、巨大作品の最終形。なんとスズメバチの巣を160個合体させた「富士山」!
さすがに富士山の名に恥じない超・巨大なハチの巣……なのかコレ。もはや、茶色い物体がそびえ立っているようにしか見えません。
「世界一大きいスズメバチの巣を使った彫像」ということでギネス・ブックにも登録されているそうです。そんな部門まであるんですね、ギネス・ブックって。