ウイルスの恐怖展連動企画第7弾です。で、ウイルスといえば……、 ウイルスの研究にその生涯を費やした、あの野口英世博士の顔がまず浮かぶのではないでしょうか。という訳で、今回は野口博士になりすまして街に出てみました。
(text by 住 正徳)
以前、「なりきり野口英世」という企画の中で野口英世ヘアーを再現した。それ以来、僕の携帯電話は野口英世で待ち受け続けているが、せっかく作った英世ヘアーは2ヵ月が経ってすっかり普通のロンゲになってしまった。
英世ヘア−専属ヘアメイクの佐々木さんに再度お願いし、英世ヘアーを復活させてもらう事にした。 「今回はきつめに巻いてスプレーでガチガチに固めよう」
佐々木さんのコテが唸る。
今回は前回ほど時間がかからずに出来上がった。 気のせいか前回よりも更に立体的に仕上がっている様に思える。
「これ、前回より激しくないですか?」 「そうかな?いいと思うよ」 「そうですよね、今回は街に出る訳だからこれくらいじゃないと…」 「うん、そうだね」
何がそうなのか、お互い良く分らないまま、なりすまし野口英世が完成した。
さあ、街に出よう
2004年12月28日、野口英世になりすまして麻布十番商店街を歩いた。 この日が仕事納め、という人たちが多いのだろう。道行く人たちはみんな忙しそうだった。そして、僕だって忙しい。行かなくちゃいけない場所が沢山ある。
以上です。 ありがとうございました。
編集部から
メールの差出人アドレスをなりましたり、コンピュータウイルスはたちが悪いです。野口英世のふりをしてコーヒーを飲んだりするようなほほえましいものではありません。ことしもコンピュータウイルスには気をつけましょう。妙なカツラをかぶってうろうろしている大人にも気をつけてください。
さあ、クリック!
この連携企画は毎週水曜日に更新されます。