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特集


フェティッシュの月曜日
できたてを食べに行く
貴重な初代ガリガリ君パッケージ。

これが数時間前に作られたガリガリ君だ!

なんと当たり!生まれて2度目が取材中とは。

社員のかたの休憩室に特別に入れてもらう。このケースの中のアイスが食べ放題!萌え〜

ガリガリ君編

次、埼玉県深谷市の赤城乳業に。今回は特別にお願いしてできたてのガリガリ君を食べさせてもらうのだ。

ガリガリ君をいただく前にいろいろ質問する。マーケティング部の課長、駒井さんが気さくに答えてくれた。

−−なぜガリガリ君という名前なんですか?
もともと「赤城しぐれ」というカキ氷の主力製品があって、それをバーにしてできたんです。
食べたときにガリガリしているからガリガリバー、それに社長が君をつけてガリガリ君になったんです。

−−あ、わりとそのまんまですね。
うん。アイスは単純なんだよ。その前に「大社長バー」という商品もあって、面白いことをする社風もあったしね。
−−「大社長バー」ですか?
あたりが社長、部長、とかに分かれてて、それによって交換できる本数が違うんだ。タテ社会のアイスだね。

−−ははは。ここまでの大ヒットはその当時は予想してましたか?
生まれたのが1981年だから、今年で22年。そんなにも続くとは思わなかった。
22年で10円しか値上げしていないことと、他社があんまり安いアイスを作らなくなったからかな。
でも、最近じゃないかな、注目されたのは。

−−そうなんですか?
むかし食べた30代の男性で熱狂的なファンのかたがいらっしゃるんです。ソーダ味も毎年すこし変えているんだけど、それがわかって応援の電話くれたり。うれしいですよ。ほんとに。

ここでついにできたてのガリガリ君をいただく。取材した日の午前中にできたものだ。

−−これができたてのガリガリ君!味は違いますか?
かわらないよね。
−−え?そうなんですか
うん。ソフトクリームはぜんぜん違うけど。
−−………社員のかたは1日何本ぐらい食べるんですか?
え、週に1本ぐらいかなあ。
−−で、でも食べ放題なんですよね。
休憩室で自由に食べていいんですよ。
−−すごい、アイス食べ放題。子どものころの僕がいたらいつまでも食べ続けるだろう。

ガリガリ君を食べる。いつものソーダ味だ。安心する味、おいしい。

 



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