もう止まらない
夜になるまでいろんな音を聴いた。壁一枚、皮一枚の向こう側は別の世界だ。
無愛想に唸るモーターがあったり、心臓がぬらぬらした体液を送り出していたり、表面からは想像できない世界が広がっている。こわい、でも、見たい。
向こう側に誰がいるかもしれない。むかしの人が「地球空洞説」(地球のなかは空っぽで別の人が住んでいるという説)なんてことを信じていたのを馬鹿にできない。
誰かいる!
(要Flash Player)
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いや、これはカラオケボックスの壁の音を聴いただけなのだが。向こう側にも人がいる。その人も歌がうまくない。
しかし、結局、聞こえるのはごうごういう音だけだった気もするのでタイトルをゴーゴー聴診器にしてみました。
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