大塚：次、銀色のタンクです。なんですかね、コレ。
林：横の酒瓶は関係ないよね。
大塚：ないんじゃないですかねー。
林：牛の搾乳に使うやつみたいに見えますね。
大塚：タンクの間にあるもの、銃の台にみえません？
林：車かバイクの部品じゃないですかね。
大塚：ああ、なるほど。
林：違法改造の部品？　にしてもでかすぎかな。

大塚：白くて丸いのはなんですかね。
林：洗濯機の部品？
大塚：わかんないです。
林：なんかの中身だよね。
大塚：中身ですね。
林：分解されたんだ。この前に。
大塚：分解後に投棄ってわけですね。
林：死体といっしょですね。
大塚：……いやーーーー。

林：この滑車みたいなのも、何かの中身っぽい。
大塚：いや、これは大工さんの道具だと思います。墨つぼ……かな。
林：大工さんってチャキチャキで道具を大事にするというイメージなのになあ。

大塚：つぎ、まるいガラス。割れていません。洗えば何かにつかえます。
林：これ、「ロードオブザリング」みたい。ひみつの鏡で磨くと魔法がつかえる。おれ子供だったら宝物にするかも、２日ぐらい。
大塚：妥当な日数ですね。

大塚：ブラジャーとか衣類はどうですかね？
林：不思議にエロくないですね、少し不気味だけど。
大塚：服はゴミの日に捨ててあるのを見ても、ちょっとドキっとしませんか？
林：するする。
大塚：ブラ、なんでこんなところにあるんですかね。
林：野エロでしょう。
大塚：……野エロって、やっぱ暗いときにやるんですかね。「拾ってかえるのめんどくせえ！　ノーブラでかえるんじゃあー！」ってかんじですかね。
林：あ、そうか。なんかストーリーがすべて見えて、よろしくやったのね。という気分で、恐怖とか感じないですね。むしろくやしい。
大塚：ブラ捨て山。