「これよりも、大きい（重い）物と交換してください」
第二ラウンドはこれを決めゼリフに交換していく。そういえば、「わらしべ長者」の物語でも品物は交換の度に大きく、重くなっている。大きいことはいいことだ！

600店も出店しているとはいえ、交換してくれそうな店を余りにも慎重に探しているせいで、既に会場を２，３周している。第一ラウンドで協力してくださった方が店の前を通りがかると声をかけてくれた。

「あ！　わらしべ長者の人！　どうですか？　交換できた？」

すっかり「わらしべ長者の人」だ。嬉しいのかどうか戸惑いつつ、第二ラウンドスタートです！

たくさんのオモチャの中から、厳選して交換してくれた。「頑張って大きくしてねー」

Ｚくんシール

「これもってっていいよー」なんと、いきなり10倍以上の大きさに！　やった！

サンダーバードのクリップ

うーん、これと交換ですか…？

アメリカンベンガル

アメリカンベンガル、楽しいオモチャなのに、ことごとく断られてしまい、なんとここで交換がストップしてしまった。

「うーん、ごめんなさい。荷物を減らしたくて来てるから、大きなものはちょっと…」

フリーマーケットは、「売って儲ける」だけでなく「いらないものを処分する」という意味合いが大きい。それを忘れていた。

じゃあ、今度はストレートに「もっと高価なものと交換してください」って頼んでみたらどうだろう。