「……偽肉、鶏肉っぽい感触ではあるけれど」
「やっぱり、肉の味じゃないねえ」
「ソースでごまかされてる分、美味しくはいただけるけど」
「肉じゃないなあ」
「……これ、炒める前に、ソースに漬け込んだりしたほうがよかったかもね」
「ああー、それならイケたかも」
「それで、一回揚げたほうがよかったかもね」
「うーん、そうかもなー」
●総評
「……やっぱ偽肉は、味付けして、揚げてから使う、っていうほうがいいね」
「そうね、そうするのがいちばん美味しいかも」
「でもさ、カロリーは高くなるよね」
「まあ、ダイエットが主眼じゃないからなー、菜食って」
「……この代用肉で、肉食べるのって我慢出来る?」
「私はムリ」
「私もムリかなー」
「私はどうしてもっていうなら……って感じかなー。……私むかし、肉を抜いたことあるけれど、本当になんかクリアーな体調にはなるんだよね」
「しかしまあ、やっぱちょっと、美味しい菜食の店とかに行ってみて、勉強しないとダメだねえ」
「そうね」
「でもやっぱり……肉って美味しいよね」
「肉は美味しいよ」
「肉なあ」
「……なんで美味しいのかなあ…」
というわけで、第一回偽肉料理大会は終了した。
……完全に手探りでやってしまったので、菜食に詳しい方には「その調理法ダメじゃん!」と思われてしまうかもしれないが……。
どなたか、よかったら、優しく教えてください! ね! |