再びチラシ・聞き込み・捜索の繰り返しです。
「ひとつでも目撃情報がでてくると発見の可能性がぐっとあがりますね」 ひょっとすると今日中に見つかるかもしれない。僕も茂みやごみ置き場など捜索の手伝いをしました。
目撃者によると人間が近づいても逃げずにしばらく寝転んだままだったという。 ひょっとしたら弱っているのかもしれませんね。と比嘉さんは深刻そうに話していた。心なしか比嘉さんの動きも真剣になってきている。
目撃情報の近くを重点的にチラシ配布に努める。こうやって少しづつポイントを絞り込んでいく。それはまさに容疑者を追い詰める探偵のようだ。(追っているのは猫だけど)出てこい、リョータ!
残念ながらあと一歩のところまで足取りをつかんだところで今日はおしまいでした。3日目は日を空けて目撃情報が集まってきてから行うようです。
「どうです? 結構歩き漬けでつらいでしょ。僕は今から依頼者と会って現況報告するんでこの辺で」 といってへとへとになっている僕をよそにさっそうと闇夜に消えていきました。いやー探偵さん、タフですね。
取材先 ペットレスキュー 3日間の捜索で計75000円(東京・神奈川の基本料金) 全国出張いたします(交通費は別途かかります) 0120−73−1020
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最終的に発見する確率は約75%ほど。逃げたペットを捜索することは、人間を捜索することより難しそうだ。 依頼の7割近くが猫の捜索らしい。比嘉さんはこの仕事をする前は犬派だったけどすっかり猫が大好きになったようです。これからも飼い主の幸せのためがんばってください。